2026年5月21日、アウディ ジャパンは、「Audi A5」に、シリーズ初となるプラグインハイブリッドモデル(PHEV)である「Audi A5 TFSI e-hybrid quattro S line」「Audi A5 Avant TFSI e-hybrid quattro S line」を追加し、同日より販売を開始した。
Audi A5シリーズは、従来のAudi A4シリーズとAudi A5 Sportbackを統合した新世代モデルとして、2025年2月に日本導入された。新開発のPPC(Premium Platform Combustion)を初採用したことでも注目を集めており、今回のPHEV追加によってラインアップの電動化がさらに進むことになる。
パワートレインは、最高出力252psを発生する2.0L直列4気筒直噴ガソリンターボエンジンの2.0 TFSIと、143psを発揮する電気モーターを組み合わせる。システム全体では367ps、500Nmという強力なスペックを実現し、その性能は「Audi S5」に迫るレベルだ。0-100km/h加速は5.1秒とされ、PHEVでありながら高いスポーツ性能を備えている。
駆動方式には、AWDクラッチ式のquattroを採用。走行状況に応じて前後輪への駆動力配分を最適化することで、滑りやすい路面から高速巡航まで、Audiらしい安定感とダイナミックな走りを両立する。
また、PHEVとしての実用性も大きく進化した。搭載されるリチウムイオンバッテリーは総電力量25.9kWh(正味容量20.7kWh)と大容量化され、EV走行換算距離はセダンで最長110km、Avantで最長108km(WLTCモード)を実現する。これは従来の「Audi A8 60 TFSIe quattro」と比較して約2倍の性能向上にあたる。
走行モードは「EV」と「ハイブリッド」の2種類を用意。EVモードでは可能なかぎりモーター走行を優先し、日常利用の多くを電力のみでカバーできる。一方のハイブリッドモードでは、バッテリー残量を維持しながら効率的な走行を行う制御が採用されている。
回生ブレーキ性能も大幅に強化された。ステアリングのパドル操作により回生レベルを3段階で調整可能で、最大回生出力は88kWに達する。これはAudi A5シリーズやAudi Q5シリーズの一部に搭載される48Vマイルドハイブリッド「MHEV plus」の最大25kWを大きく上回る数値であり、エネルギー回収効率を大幅に高めている。
充電については、標準装備の3kW充電ケーブルに対応。オプションの「e-tron Charging Kit Plus」を使用することで、最大8kWでの充電も可能となる。
装備では、S line仕様をベースにしながら、「Audi S5」と同等レベルの豪華装備を採用している点も特徴だ。テクノロジーパッケージプロ、ライティングパッケージ、ダークAudi rings & ブラックスタイリングパッケージなどを標準装備。さらに、助手席用10.9インチMMIパッセンジャーディスプレイ、デジタルOLEDリヤライト、ダンピングコントロールSスポーツサスペンション、3Dサラウンドビューカメラなど、上級モデル級の先進装備も盛り込まれる。
安全装備では、後席の乗員を検知して置き去りを防止する「リヤオキュパントディテクション」も採用。ヘッドライニング内蔵のレーダーセンサーにより、子どもやペットの存在を直接検知する機能で、安全性向上への取り組みも強化されている。
ラインアップと価格は以下のとおり。
- Audi A5 TFSI e-hybrid quattro S line……1151万円
- Audi A5 Avant TFSI e-hybrid quattro S line……1176万円
(Text by 8speed.net Editorial Team / Photos by Audi)
※本記事はプレスリリースをもとに、一部AIツールを活用して作成。編集部が専門知識をもとに加筆・修正を行い、最終的に内容を確認したうえで掲載しています。