2026年5月12日、Audiは、新型フルサイズSUV「Audi Q9」のインテリアに関する情報を公開した。Audiとして初となるフルサイズSUVであり、ブランドの新たなフラッグシップモデルに位置づけられる「Audi Q9」は、最大7人乗りの広大な室内空間と高級感あふれる装備を特徴としている。正式発表は2026年夏を予定している。
AudiのCEOを務めるゲルノート・デルナー氏は、Audi Q9において“Vorsprung durch Technik”(技術による先進)を車内体験によって再定義していくと説明。単なる移動手段ではなく、“モバイルリビングスペース”としての価値を重視したモデルであることを強調している。
インテリア最大の特徴は、Audi史上もっとも広い室内空間にある。3列シートのレイアウトは6人乗りと7人乗りが用意され、6人乗り仕様では2列目に独立式の電動シートを採用。シートベンチレーション機能も備え、航空機のビジネスクラスを意識した快適性を追求したという。
一方、7人乗り仕様では2列目すべての座席にチャイルドシートを装着可能とし、ファミリーユースにも配慮。3列目シートは電動格納式となり、乗車人数や荷物量に応じて柔軟にアレンジできる。
また、Audi Q9ではAudiとして初めて全ドアに電動開閉機能を採用した。キーやmyAudiアプリ、MMI操作などで開閉できるほか、周囲の障害物や接近する自転車などを検知して動作を停止する機能も搭載される。大型SUVでありながら、狭い駐車場での使い勝手や安全性にも配慮した装備といえそうだ。
さらに、約1.5㎡の大型パノラマルーフも標準装備される。9分割されたガラス部分は個別に透過/遮光を切り替えられ、車内の雰囲気や日差しに応じた調整が可能。上級仕様では84個のLEDによるイルミネーション機能も備わり、30色のアンビエントライトと連動する。
インテリアの演出面では、ダッシュボード全幅に広がるイルミネーションや、音楽に連動するインタラクションライトを採用。Bang & Olufsen製プレミアムサウンドシステムには4Dサウンド機能が組み合わされ、シート内アクチュエーターによって音楽の振動を身体でも感じられるという。
素材面でも、アルパカ繊維を用いたウール素材やDinamicaマイクロファイバー、ナッパレザーなどを採用。ウッドパネルやカーボン素材も組み合わせられ、従来以上に落ち着きと上質感を重視した空間に仕上げられている。光沢素材を減らし、マット調やテクスチャー素材を多用することで、指紋の付きにくさにも配慮した。
収納性もフルサイズSUVらしい内容となっている。センターコンソールにはQi2.2規格対応のワイヤレス充電パッドを2基搭載し、USB-Cポートは最大100W給電に対応。ラゲッジスペースには新設計のアルミレールシステムが採用され、荷物を立体的に固定できる構造となる。さらに、標準ルーフレール用のルーフラックも付属する。
Audi Q9は、近年のAudiが進める車内体験重視の方向性を象徴するモデルとなりそうだ。電動化やデジタル化だけでなく、“移動空間としての快適性”をどこまで高められるかという点で、今後のAudiの新たな基準を示す存在となる可能性がある。正式なワールドプレミアは2026年夏に予定されている。
(Text by 8speed.net Editorial Team / Photos by AUDI AG)
※本記事はプレスリリースをもとに、一部AIツールを活用して作成。編集部が専門知識をもとに加筆・修正を行い、最終的に内容を確認したうえで掲載しています。