2026年1月14日、アウディ ジャパンは、電動化戦略の一環として進めてきた「デスティネーションチャージャー」の設置拠点が国内200カ所に達したと発表した。節目となる200拠点目は、長崎県の雲仙天草国立公園内に位置する宿泊施設「旅亭 半水盧」で、本館屋内駐車場にAudi純正8kW出力の普通充電器2基が設置されている。

デスティネーションチャージャーは、ホテルや温泉施設、高級レストラン、ゴルフコースなど、比較的長時間の駐車が見込まれる場所での利用を想定した目的地充電の仕組みである。滞在中に車両を充電できるため、電気自動車(EV)オーナーは時間を有効に使いながら次の目的地に備えることができる。今回の設置先となった旅亭半水盧でも、宿泊客は滞在中に無料で充電でき、長距離移動後でも安心して充電を完了できる環境が整えられた。

旅亭半水盧は約5000坪の敷地に14棟の客室を配し、数寄屋造りの建築と日本庭園が特徴の宿泊施設である。自然環境と調和した空間に充電設備を組み合わせることで、Audiは「プレミアムでサステイナブルな旅」という新しいEV利用の姿を提示している。充電そのものを目的とするのではなく、滞在価値の一部として溶け込ませる点が、この取り組みの特徴といえる。

アウディ ジャパンは、こうした観光地の施設を中心に、Audi純正普通充電器を無償で設置する形でネットワーク拡大を進めてきた。目的地充電の充実は、航続距離や充電タイミングへの不安を軽減し、EVでの長距離移動をより現実的な選択肢にする効果がある。200拠点到達は、その取り組みが全国規模に広がったことを示す節目となる。

一方でAudiは、滞在地での普通充電に加え、短時間での充電ニーズにも対応している。Porsche、Volkswagenと共同で展開する「プレミアム チャージング アライアンス(PCA)」では、3ブランドのオーナー向けに急速充電サービスを提供し、Audi正規販売店127店舗で150kW急速充電器の設置を完了している。また、都市部ではAudi charging hub紀尾井町やAudi charging hub 芝公園、Audi charging station 厚木といった拠点を順次開設し、自宅に充電設備を持たないユーザーや来訪者の利便性を高めている。

今回の200拠点達成は、急速充電網の整備と目的地充電の拡充を両輪で進めるAudiの国内EV戦略を象徴する出来事である。今後も日本各地の企業や団体とのパートナーシップを通じて充電インフラを広げ、EVを安心して使えるモビリティ環境の構築を目指すとしている。

(Text by 8speed.net Editorial Team / Photos by Audi Japan)
※本記事はプレスリリースをもとに、一部AIツールを活用して作成。編集部が専門知識をもとに加筆・修正を行い、最終的に内容を確認したうえで掲載しています。