2025年10月10日、アウディ ジャパンは、10月1日に発売した新型EV「Audi Q6 Sportback e-tron quattro」を、10月13日から11月22日までの期間限定で「Audi City 銀座」に展示すると発表した。SUVの居住性とSportbackの優雅なデザインを融合させた新型モデルを、都市型ショールームでいち早く体験できる機会となる。
PPEプラットフォームを採用した新世代EV第2弾
「Audi Q6 Sportback e-tron」は、Audiとポルシェが共同開発した新世代のEV専用プラットフォーム「PPE(プレミアム・プラットフォーム・エレクトリック)」を採用する最新のEV。PPEは800Vシステムを備え、高速充電性能と効率を両立する技術基盤として開発されたもので、Audiの電動化戦略における重要な柱と位置づけられている。
同モデルは、2025年に日本でもデビューした「Audi Q6 e-tron」の派生モデルで、Sportbackならではのクーペスタイルが特徴だ。スポーティな印象を強めたデザインと空力性能の最適化により、日常使いから長距離移動まで対応する電動SUVとして完成度を高めている。
デザインでは、初代「Audi TT Coupé」を想起させるルーフラインと、リヤに向かって絞り込まれたボディ形状が特徴だ。SUVの力強さとクーペの流麗さを両立し、スポーティかつエレガントな印象を与える。ルーフ全体の見直しにより空力性能が向上し、Cd値は0.26を達成。SUVモデル(Cd値0.28)を上回る効率を実現している。
この結果、航続距離も延長され、「Audi City 銀座」に展示される「Audi Q6 Sportback e-tron quattro」では、WLTCモードで最大663kmの一充電走行距離を誇る。日常の利便性だけでなく、長距離ドライブでも高い安心感を提供する数値である。
「Audi Q6 Sportback e-tron」は、単にデザインを変更した派生モデルにとどまらず、走行性能にも手が加えられている。たとえば、フロントアクスルを新設計することで、スポーティなキャラクターにふさわしい俊敏なハンドリングを実現した。Audiが伝統的に重視してきたドライビングプレジャーを、電動SUVの領域でも追求している点が注目される。
搭載されるバッテリーシステムには、PPEの中核技術である800Vアーキテクチャーが採用されている。これにより、高出力の急速充電が可能となり、利便性を大きく向上。長距離移動時でも短時間で充電を完了できるため、ユーザーの移動自由度を拡大する。また、エネルギーマネジメントの最適化によって走行効率を高め、総合的な航続性能にも寄与している。
銀座の都市型ショールームでブランド体験を提供
展示会場となる「Audi City 銀座」は、フォルクスワーゲン グループ ジャパンと、正規販売店であるMID ALFAが共同運営する都市型ショールームだ。高級ブランド店や商業施設が立ち並ぶ銀座7丁目に位置し、最新モデルや限定車、コンセプトカーなどを通じてブランドの先進性を発信している。
今回展示される車両のボディカラーはマグネットグレー。エレガントで落ち着いた色調が、クーペSUVとしての洗練されたフォルムを一層引き立てている。来場者はショールームで車両を間近に体感できるほか、デジタル技術を活用したコンテンツによってAudiの電動化戦略を学ぶこともできる。
Audi City 銀座については、下記のリンクを参照のこと。
(Text by 8speed.net Editorial Team)
※本記事はプレスリリースをもとに、一部AIツールを活用して作成。編集部が専門知識をもとに加筆・修正を行い、最終的に内容を確認したうえで掲載しています。