2025年9月17日、アウディ ジャパンとアウディ正規販売店契約を結ぶMID ALFAは、東京・銀座の都市型ショールーム「Audi City 銀座」で展開中の没入型3Dバーチャル体験「Audi Virtual Exhibit」に、新たに「Audi A6 e-tron」のコンテンツを追加したことを発表した。公開期間は2025年9月29日までで、日本では初披露となる。

今回のバーチャル展示では、Audiの電動化戦略を担うプレミアムプラットフォームエレクトリック(PPE)を採用した2番目のモデル「A6 e-tron」を原寸大で体感可能。VRゴーグルを通じて車両の内部構造を分解表示できるほか、ライティング機能やブレーキ動作のシミュレーションも行える。とくに空力性能の可視化に重点が置かれており、Cd値0.21(A6 Sportback e-tronの場合。A6 Avant e-tronは0.24)という記録的な数値を、3D映像で確認できる。

Audiが空力性能を追求してきた歴史は長く、1967年のNSU Ro80にはくさび形ボディを取り入れることでCd値0.35を達成し、以降も1982年のAudi 100ではCd値0.30を実現するなど、自動車デザインに革新をもたらしてきた。その進化の歴史を経て、2024年に欧州発売、2025年7月に日本導入されたA6 e-tronは、700km超の一充電航続距離を達成し、同社のすぐれたエアロダイナミクス性能を象徴するモデルと位置づけられている。

Audi City 銀座では、これまでの「Audi Q6 e-tron」に加え、今回の「A6 e-tron」も常時体験可能となり、来場者は最新EVの技術とデザインを疑似体験できる。アウディ ジャパンは「アウディに初めてふれる人からクルマのプロフェッショナルまで楽しんでいただけるコンテンツ」と説明しており、今後も最先端情報を発信する拠点として運営を継続する考えだ。

なお、展示内容は予告なく変更される場合がある。最新情報はAudi City 銀座の公式サイトを参照のこと。

(Text by 8speed.net Editorial Team)
※本記事はプレスリリースをもとに、一部AIツールを活用して作成。編集部が専門知識をもとに加筆・修正を行い、最終的に内容を確認したうえで掲載しています。