2025年5月31日〜6月1日、静岡県の富士スピードウェイで、日本で唯一の24時間耐久レースであるENEOSスーパー耐久シリーズ2025 Empowered by BRIDGESTONE 第3戦 富士24時間レースが開催された。このレースで総合3位に輝いたのが、ST-Xクラスに参戦した101号車・Hitotsuyama Audi R8 LMSである。
※取材協力:Hitotsuyama Racing
GT3マシンにより総合優勝を狙うST-Xクラスに、今シーズンから参戦しているHitotsuyama Racingでは、過去にSUPER GTでもGT3マシンのAudi R8 LMSを使用した経験を持つ。
今回は鈴木建自選手、小川颯太選手、ジェームス・プル選手、猪爪杏奈選手、川端伸太朗選手の5ドライバー体制で24時間の長丁場に挑み、途中に一度、マシントラブルによりピット作業を強いられたが、それでも3位完走を果たし、念願の初表彰台を獲得している。
そんな彼らのAudi R8 LMSには、イタリア発のスポーツホイールのトップブランド「OZ Racing」製のレース用ホイールが装着されている。実はAudi R8 LMSの他にも、「KTM X-BOW GTX」「Toyota GR Supra GT4」にも装着され、また、この富士24時間レースには参加しなかったが、スーパー耐久シリーズに参加する「Aston Martin Vantage GT3」や「Aud RS 3 LMS」、「Honda Civic TCR」などに装着され、マシンやチームとともに、勝利を支えているのだ。
OZ Racingでは、電動フォーミュラカーによる世界選手権「Formula E」の全車にレース用ホイールするのをはじめ、WECやインディカーシリーズ、WRCなど、世界の名だたるモータースポーツにハイテクホイールを供給して勝利を支えるととともに、そこで得られたノウハウを市販ホイールに生かしている。
モータースポーツを足元から支えるOZ Racingに、これからも注目したい。
OZ Racingについて
F1をはじめ、WRC、WECなど、モータースポーツのさまざまなカテゴリーにホイールを提供し、数々の勝利を支えてきたOZ。そこで培ってきたテクノロジーとイタリアの芸術的なデザインが融合するOZのホイールは、ヨーロッパはもちろんのこと、世界で、そして日本でも数多くのファンから支持されている。
(Text & Photos by Satoshi Ubukata)
■関連リンク
OZ公式サイト:https://www.ozracing.com/jp/