アウディがG.W直前に、サプライズを仕掛けてきました!

簡単に言ってしまえば、150kWの急速充電器を都心に4台分設置…です。

「アウディチャージングハブ」(Audi charging hub)は、都心部で自宅に充電器できない人向けに作られたもので、ドイツを中心とした欧州に6か所、欧州以外では東京・紀尾井町に設置された「アウディチャージングハブ紀尾井町」が初!となります。ちなみに、こちらの施設は4月26日(金)オープンです。

すでに事業提携しているパワーエックス社の蓄電池型超急速EV充電器「ハイパーチャージャー(Hypercharger)」(CHAdeMO2.0.1に対応)を2基使用し、最大4台が同時に急速充電が可能とのこと。

この「チャージングハブ紀尾井町」のプレゼンテーションが虎ノ門ヒルズステーションタワー46階「TOKYO NODE」で行われました。

プレゼンテーションの後はアウディ・ジャパン ブランドディレクターのマティアス・シェ―パース氏、伊藤忠総研 上席主任研究員 深尾三四郎氏、国際環境経済研究所 理事・主席研究員 竹内純子氏によるパネルディスカッション。

エネルギーの専門家である竹内氏によると「日本は再生可能エネルギーで世界第7位、太陽光発電では世界第3位の国」というのはちょっと驚きです。確かに日本のそこここで太陽光パネルを見かけます。

そして「アウディチャージングハブ紀尾井町」に移動。ほかの皆さんはバスで移動していましたが、私はクルマだったので現地集合です。

「アウディ シティ紀尾井町」の信号を挟んで向かい側にある「アウディ チャージング ハブ紀尾井町」。もとは「アウディ シティ紀尾井町」の駐車場だったそう。

デモンストレーションでは最大時148kWまで出力が出ていました。気温などの条件が整っていたせいでしょうか?優秀、優秀! ただ、電気の残量が58%ぐらいになったら急激に出力が低下していました。

1台の充電は最大150kWで、2台同時に充電をすると1台あたり最大120kWの出力になるのだとか。また、充電需要が少ない時間帯に内蔵の蓄電池にカーボンニュートラルの電気を蓄え、充電需要が多い時間帯に充電を提供するそう。また、屋根には太陽光パネルを設置し、アウディチャージングハブの照明などに利用するなど、脱炭素への取り組みも行っています。

そしてビッグニュース! 

なんと4月26日から6月30日まで、1ユーザーが期間中30分を最大2回まで無料で利用ができるキャンペーンを行います!

通常、アウディ、ポルシェ、フォルクスワーゲンは各ブランドのオーナーを対象とした急速充電器の利用サービス「プレミアム チャージング アライアンス」(PCA)を行っていて、「アウディチャージングハブ紀尾井町」の2台分は会員用、残りの2台は「CHAdeMo2.0.1」に対応するBEV車ユーザーならば誰でも利用が可能となります。

ちなみにビジターでこちらを通常利用すると、250円/分。30分だと7500円!!!しかも24時間営業、年中無休!

アウディさん、太っ腹すぎます~~~!

私も期間中にEV借りたら利用してみたいと思います!

■yumi yoshida【吉田由美ちゃんねる】
https://www.youtube.com/@yumiyoshida439

(Text & Photo by Yumi Yoshida)