2022年5月13日〜14日、三重県の鈴鹿サーキットで「TCRジャパンシリーズ2023 Round 1」が行われ、Cupra TCRのHIROBON選手がSaturday/Sundayの両シリーズで2位表彰台を獲得した。

開幕戦には、Audi RS 3 LMSが3台、Cupra TCRが1台、Honda CIVIC TCRが3台の計7台がエントリーした。

TCRジャパンシリーズの各ラウンドは、「Saturdayシリーズ」と「Sundayシリーズ」で構成され、15分間の公式予選と、23分+1LAPの決勝レースが、それぞれ行われる。

Saturdayシリーズ

5月13日の午後4時35分から、Saturdayシリーズの決勝が行われた。ポールポジションはHonda CIVIC TCRの#98 猪爪杏奈選手が獲得。これに、Cupra TCRの#19 HIROBON選手、Audi RS 3 LMSの#17 鈴木建自選手が続いた。

あいにくの雨となったレースは、#98 猪爪選手と#19 HIROBON選手がスタート直後から激しいトップ争いを演じることに。スタートでポジションを守った#98 猪爪選手を、#19 HIROBON選手が1周目のスプーンカーブでオーバーテイク。しかし、次の周の逆バンクコーナーで#19 HIROBON選手がオーバーランし、その隙に#98 猪爪選手がトップに返り咲いた。

3位に順位を落とした#19 HIROBON選手は2番手を走るAudi RS 3 LMSの#65 加藤正将選手を5周目にオーバーテイクするが、その間に#98 猪爪選手に5秒以上先行されてしまう。

#98 猪爪選手はそのまま逃げ切り見事ポール・トゥ・ウィンを飾る。2位は#19 HIROBON選手、3位は#65 加藤選手。#17 鈴木選手は4位、Audi RS 3 LMSで初出場の#7 玉田誠二選手は7位で完走を果たしている。

Sundayシリーズ

15日午後2時35分から、Sundayシリーズの決勝が行われた。ポールポジションはCupra TCRの#19 HIROBON選手が獲得。2番手に#98 猪爪選手、3番手にはHonda CIVIC TCRの#55 MOTOTINO選手がつける。

この日の鈴鹿サーキットも雨に見舞われた。レースは、ポールポジションの#19 HIROBON選手がスタートで出遅れ、#98 猪爪選手がトップに浮上。一方、3番手に順位を落とした#19 HIROBON選手は2周目には2位までポジションを戻すが、その時点でトップとの差は4秒以上に広がっていた。

その後、セーフティカーが導入されたことで#98 猪爪選手と#19 HIROBON選手とのギャップは縮まったが、レース再開後は#98 猪爪選手が#19 HIROBON選手を寄せ付けない速さで差を広げていき、前日のSaturdayシリーズに続き、優勝を果たした。

2位は#19 HIROBON選手、3位は#55 MOTOTINO選手。#65 加藤選手は4位、#17 鈴木選手は5位で完走。一方、#7 玉田選手は残念ながらリタイヤとなった。

次の第2戦は、6月10日〜11日、岡山国際サーキットで開催される。

(Text by Satoshi Ubukata / Photos by TCR Japan)

■関連リンク
TCR Japan Series