2021年2月24日、アウディ ジャパンは、マイナーチェンジしたプレミアムコンパクトSUV「Audi Q2」を発表し、2021年5月から販売を開始する。

Audi Q2 S line(欧州仕様)

2016年にデビューし、2017年4月に日本でもデビューを果たしたAudi Q2。今回のマイナーチェンジでは、8角形のシングルフレームグリルやバンパーなどのデザインが一新されるとともに、シャープなデザインのLEDヘッドライトなどにより、その存在感を強めている。

ボンネットの先端には、Audi Sport quattroのイメージを受け継ぐ3分割スリットを採用。一方、リヤのデザインも、5角形のモチーフを取り入れたリヤバンパーや、新デザインのリヤディフューザーなどにより、スポーティさが際立っている。

パワートレインは、110kW(150ps)を発揮する1.5L 直列4気筒ターボエンジンと7速Sトロニックの組み合わせを用意。1.5 TFSIは、気筒休止システムのシリンダーオンデマンド(COD)を採用することで、高性能と低燃費を両立する。駆動方式はFFとなる。

バリエーションは、advancedとS lineのふたつを設定。advancedではフェンダーアーチやサイドシルなどがコントラストカラーとなるのに対し、S lineではボディ同色となる。

価格はAudi Q2 35 TFSI advancedが394万円、Audi Q2 35 TFSI S lineが430万円。

また、導入記念モデルとして、Audi Q2 35 TFSIがベースのAudi Q2 1st editionを導入。コンビニエンス&アシスタンスパッケージ、ナビゲーションパッケージ、テクノロジーパッケージ、S lineプラスパッケージ、ブラックスタイリングパッケージ、Audi Sport 19インチアルミホイール、マトリクスLEDヘッドライトダイナミックインジケーター付(フロント/リヤ)を標準装着する。

ボディカラーはアップルグリーンメタリックとアローグレーパールエフェクトの2色を設定。価格は544万円で、125台の限定販売である。

(Text by Satoshi Ubukata)