2020年10月27日、アウディ ジャパンは、「Audi Q3シリーズ」のハイパフォーマンスモデルの「Audi RS Q3」「Audi RS Q3 Sportback」を12月8日に発売することを発表した。

Audi Sportが手がけるこのモデルには、先代同様、2.5L直列5気筒ターボエンジンが搭載される。最高出力400ps、最大トルク480Nmを発揮するこのエンジンには7速Sトロニックが組み合わせられ、quattroによりそのトルクを余すところなく路面に伝える。0-100km/h加速は4.5秒を誇る。

サスペンションは、標準モデルに比べて10mm低いRSサスペンションを採用。オプションでRSダンピングコントロールサスペンションを選ぶこともできる。

エクステリアでは、ブリスターフェンダーを採用するとともに、ブラックのハニカムメッシュグリルを備えたシングルフレームグリル、大型エアインレットや、RSシリーズ専用の前後バンパー、リヤディフューザー、左右2本出しの楕円形テールパイプなどによりスポーティな印象を強めている。

足元は、20インチの10スポークスターデザインアルミホイールを標準装備。また、21インチアルミホイールやカラードブレーキキャリパーレッド、セラミックブレーキ、RSスポーツエキゾーストシステムなどがオプションで用意される。

インテリアでは、RSシリーズ専用モード付きのアウディバーチャルコックピットプラスやRSロゴ付きアルカンターラ/レザースポーツシートを標準装着。Sスポーツシートに加えて、ステアリングホイールやシフトレバー、シートベルト、フロアマットなどにアクセントとなるステッチを配したRSデザインパッケージもオプションで選択可能だ。

価格は、Audi RS Q3が838万円、Audi RS Q3 Sportbackが863万円。

(Text by Satoshi Ubukata)