2020年4月27日、AUDI AGは、2020シーズンを最後にDTM(ドイツツーリングカー選手権)から撤退すると発表した。

市販車に加えてモータースポーツの世界でも、Eモビリティのリーダーを目指すAudiは、現在、電気自動車によるレース「Formula E」に力を入れており、また、新型コロナウィルスによる経済的な影響を考慮し、2021年以降はDTMには参戦しないことを、DTMを運営するITRに通知したという。

これまでAudiは、11回のドライバータイトルをはじめ、114回の優勝、106回のポールポジション、112回のファステストラップを獲得してきた。

今後Audiは、Formula Eとカスタマーレーシングに力を入れていく。

一方、DTMは、Audiが撤退することで参戦するメーカーはBMWだけとなり、今後の動向が注目される。車両規定の統一化を図ってきたSUPER GT(GT500クラス)の影響も気になるところだ。

(Text by Satoshi Ubukata)