2019年12月10日、AUDI AGは、Audi Sportが手がけるスポーツモデル「Audi RS 5 Coupe」「Audi RS 5 Sportback」のフェイスリフトを発表した。
Audi A5シリーズは、すでに本国ではマイナーチェンジが実際されており、それを追うかたちでRS 5もマイナーチェンジが実施された。
ベースモデル同様、ライトやシングルフレームグリルなどのデザインが一新されたほか、ボンネットの先端に3分割のスリットを入れるなどして、最新のAudiデザインを表現している。
インテリアでは、MMIが新世代のMMI 3にアップグレードするとともに、大型タッチパネルディスプレイ式が採用されている。これにともない、センターコンソールにあったコントロールスイッチなどが廃止されている。
また、ヴァーチャルコックピットのRSモデル専用ビューも変更。回転計がバータイプとなり、その下にデジタルで速度が表示される。
エンジンは、これまでと同じ2.9L V6ツインターボを搭載。最高出力331kW(450ps)、最大トルク600Nmのスペックにも変更はない。8速ティプトロニックとquattroにより、0-100km/h加速は3.9秒を誇る。
ヨーロッパではまもなくこの最新版の販売が開始される予定で、価格はともに83,500ユーロ(約1000万円)からとなる。
(Text by Satoshi Ubukata)