2019年7月18日〜19日、ドイツのヴィースバーデンで開催された「第15回 Audi Twin Cup World Championship」において、日本代表チームがツイン(総合)部門で初めて世界一に輝いた。

「Audi Twin Cup」は、正規ディーラーのテクニシャン(メカニック)とサービスアドバイザーを対象に、サービス向上を目的に行っている技能コンテスト。整備技術を競うテクノロジー部門と、点検や整備の際にAudiオーナーとのコミュニケーション力を見るサービス部門があり、2部門で競うことからこの名前が付けられている。

各国の優勝チームが参加する世界大会に、日本からは、2018年3月の国内大会でテクノロジー部門1〜3位の3名(Audi芝浦・齊藤 勇さん、Audi大阪中央・栗本健太さん、Audi徳島・山田敬太さん)と、サービス部門1〜3位の3名(Audi京都南・中山宏起さん、Audi川越・中島 稔さん、Audi足立・城山裕明さん)が挑んだ。

29カ国57チームで争われた今回、日本代表チームが総合優勝を獲得。これまで、サービス部門、テクノロジー部門での個別優勝はあるが、総合優勝は今回が初めてとなる。

(Text by Satoshi Ubukata)