いまや必需品ともいえるドライブレコーダー(ドラレコ)をAudi RS 3 Sportbackに装着しました。今回選んだのは、セルスターの「CSD-790FHG」です。
ドライブレコーダーの選択するにあたり重視したポイントは、
- 前後同時録画できること
- 夜間でも鮮明な画質が得られること
- 駐車中の監視ができること
- 機器の信頼性が高いこと
といった点でした。そんな要求に応える商品のなかから、私が選んだのがこのCSD-790FHG(以下、790FHG)です。
この790FHGは、前方用の本体カメラと、別体の後方用カメラにより、前方と後方を同時録画できるドライブレコーダーです。
最も重視したい画質については、フロント側がフルハイビジョン撮影に対応しているうえに、「ナイトビジョンVer.2」を搭載。SONY製 Exmor R CMOSセンサー採用のSTARVISモデルを採用することで、夜間やトンネル内でも鮮明な映像が記録できるのが頼もしいところです。
駐車中でも録画を行う「パーキングモード」を備えるのも、この790FHGを選んだ理由のひとつです。エンジンを切った状態で、最大12時間の録画が可能です。
なお、この機能を使うためにオプションの常時電源コード(GDO-10)を用意しました。
信頼性という点では、セルスターのドライブレコーダーは自社の三重工場で一貫生産し、その高いクオリティには定評があります。いざというときにカンジンの動画が撮れていなかった、という事態をできるだけ避けるうえでは安心感が違います。
また、電源ケーブルが外れた場合でも録画が続けられるバックアップ電源として、スーパーキャパシタを採用。高温となる車内でも安全性が高いのが特徴で、リチウムイオンバッテリーを使わないのも、こだわりのひとつです。
ところで、ドライブレコーダーを使い続けていると、microSDなどの記録媒体をときどきフォーマットする必要がありますが、この790FHGでは独自のファイルシステムを採用することで、定期的なフォーマットが不要というのは助かります。
さらに、GPSを使った自車位置測位機能を利用して、事故多発エリアや逆走注意エリア、オービスなどの速度取締機設置ポイントを知らせてくれる機能も重宝します。不幸にも事故に遭遇したときだけでなく、事故やトラブルを未然に防ぎ、安全運転をサポートしてくれるのも見逃せないポイントですね!
作業は、フォルクワーゲン/アウディオーナーの専門ショップである、おなじみの「maniacs STADIUM」で行いました。
本体カメラはフロントウインドー、別体カメラはリヤウインドーにそれぞれ取り付けました。
これで、毎日のドライブも安心です!
ちなみに、8speed.netでおなじみの吉田由美さんも、実はこの790FHGを使っているということなので、後日、その感想をうかがってみたいと思っています。
(Text by Satoshi Ubukata)
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