フランスから帰国しました!!

今年のル・マン24時間レースは、アウディファンの方ならすでにご存じのようにアウディの2連勝! しか~し、アウディは優勝した2号車以外、2台のマシンが大クラッシュで大破!
先にクラッシュしたのは1号車。これは明るい時間だったので、映像にもかなり残っていますが、2台目にクラッシュした3号車は、ホント、怖かった~~。

その時私は、ポルシェコーナーにあるP社のレストランで、テレビ観戦をしながら、遅い夕食を摂っていました。この時期、ヨーロッパは日が長く、9時すぎまで明るいので、やっと暗くなった感じ。でも時間的にはかなり遅い時間です。
10時半を少し回ったところで、3号車のショッキングな映像が飛び込んできました。しかし、すでにあたりは暗闇。しかもルマン24時間レースのコースは公道も走り、距離が長い!もちろん私たちはその映像をライブで見ているのですが、コースが広すぎてテレビ中継している解説者ですら情報が少なく、場所の特定ができなくて二転三転。

やがてレスキューが駆けつけましたが、なかなかマシンもドライバーも見つからず、暗闇の森の中を捜索活動。クルマは大破し、ドライバーが森に投げ出されたとのことで。少しして、フランス語の通訳の方が「レスキューが、ドライバーと話しているのを聞いたと言ってる」誰かが行ってるとのことで、幸い命には別条がなかった様子。しかし、このお陰で2時間以上もレースはペースカーの下で走行。でもこのお陰でアウディは燃費走行ができ、アウディ2号車の勝利につながったのかも。

その2号車が勝負をかけたのは朝8~9時ごろ。今回、抜群の走りを見せるブノワ・トレルイエ選手がそれまで接戦だったプジョー2台をごぼう抜き。噂によると、フランス人選手のトレルイエ選手は、プジョーチームに入りたかったらしいのですが、トレルイエ選手はフランスではそれほど知名度が無いらしく却下。それで頑張ったのではないか!? と。確かに、トレルイエ選手、予選の時からキレた走りをしていました。

結局、逆転のチャンスは最後のピットストップでしたが、その後も最終ドライバー、アンドレ・ロッテラー選手が逃げ切りゴール! という感じ。
それにしても私、今回で2度目のル・マン24時間レース観戦ですが、前回はアウディが唯一勝てなかった年で、今回はP社が勝てず。私は応援&取材チームで一度も勝利をあじわったことがありません。『晴れオンナ』の称号は手にしたので、次は『勝ちオンナ』も手に入れたいな~(笑)。『3度目の正直』ということで、次回も行く口実は出来ましたが・・・