でも私、Audi A4に点数を入れませんでした......
それはなぜか?今年は、日本車よりも輸入車のほうが勢いのある一年でした。
なので、ノミネート車も輸入車のほうが多く、10ベストカーに選ばれたうちの6台が輸入車。
そうなると、なにを基準に選ぶかによって、点数が変わってしまいそう......
数年前には「フォルクスワーゲン ゴルフ」が国産車を抑えて、輸入車ではじめて「日本カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞しましたが、それは、「ゴルフ」というクルマが輸入車の中でもリーズナブルで現実味のある価格帯だったり、ゴルフならではの安全性、走行性能などなど、高い総合力があったからだと思います。
そういう意味で今回は国産車が健闘し、「カー・オブ・ザ・イヤー」は「スバル インプレッサ」が受賞。ライバルの「トヨタ プリウス」を抑えてのカー・オブ・ザ・イヤー受賞だけに、関係者の喜びっぷりは半端ではありません。こちらはこちらで面白い戦いでしたが、実はデットヒートを繰り広げていたのがインポートカー。
カー・オブ・ザ・イヤーの投票は1人の持ち点の25点を1台に10点、残りの15点を4台に振り分けます。私はプリウスに10点、インプレッサに8点。残り7点をどのクルマに振り分けるかで、ものすごーーーーく悩みました。
「今年っぽいクルマって何だろう......」
今年はSUVが元気だったでしょ。先進安全技術も考慮したい。乗り心地や操縦安定性なども考慮したい。でもインテリアのインパクトっていうのもあるし。うーん......
と、考えれば考えるほど悩みまくり......
最終的には、10ベスト試乗会での印象で決めました。
でも......Audi A4が選ばれてよかった(-_-;)
(Text by Yumi Yoshida)