先日、「2016-2017 日本カー・オブ・ザ・イヤー」が決定し、「Audi A4」は見事、 輸入車のナンバーワン「インポート・カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞いたしました。

でも私、Audi A4に点数を入れませんでした......
それはなぜか?

今年は、日本車よりも輸入車のほうが勢いのある一年でした。

なので、ノミネート車も輸入車のほうが多く、10ベストカーに選ばれたうちの6台が輸入車。

そうなると、なにを基準に選ぶかによって、点数が変わってしまいそう......

数年前には「フォルクスワーゲン ゴルフ」が国産車を抑えて、輸入車ではじめて「日本カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞しましたが、それは、「ゴルフ」というクルマが輸入車の中でもリーズナブルで現実味のある価格帯だったり、ゴルフならではの安全性、走行性能などなど、高い総合力があったからだと思います。


そういう意味で今回は国産車が健闘し、「カー・オブ・ザ・イヤー」は「スバル インプレッサ」が受賞。ライバルの「トヨタ プリウス」を抑えてのカー・オブ・ザ・イヤー受賞だけに、関係者の喜びっぷりは半端ではありません。こちらはこちらで面白い戦いでしたが、実はデットヒートを繰り広げていたのがインポートカー。

カー・オブ・ザ・イヤーの投票は1人の持ち点の25点を1台に10点、残りの15点を4台に振り分けます。私はプリウスに10点、インプレッサに8点。残り7点をどのクルマに振り分けるかで、ものすごーーーーく悩みました。

「今年っぽいクルマって何だろう......」

今年はSUVが元気だったでしょ。先進安全技術も考慮したい。乗り心地や操縦安定性なども考慮したい。でもインテリアのインパクトっていうのもあるし。うーん......

と、考えれば考えるほど悩みまくり......

最終的には、10ベスト試乗会での印象で決めました。


でも......Audi A4が選ばれてよかった(-_-;)

(Text by Yumi Yoshida)