ドイツ本国ではニューモデルラッシュのAudi。日本でもデビュー前のモデルが目撃されています。 私の場合、なぜかAudiよりもメルセデスのテスト車両に出くわすことが多いんですが(笑)、Audiやフォルクスワーゲンのテスト車をしょっちゅう目撃しているというラッキーな人もいるわけで、その人のブログを覗いてみると、Audi Q2やAudi A5、さらには本国でも未発表のAudi Q5まで、すでに日本を走り回っているとのこと。早く乗ってみたいと思うクルマばかりなんですが、個人的に気になるのが元愛車のAudi A3。こちらも、日本でマイナーチェンジ後のテスト車両がキャッチされています。

マイナーチェンジ後のAudi A3は、シングルフレームグリルやフロントバンパー、そして、ヘッドライトなどがAudi A4風にリニューアルされていて、セダンだったらAudi A4と区別がつかないのではないか......と心配するほど。また、日本ではe-tronだけのオプションですが、Sportbackにルーフレールが付いたら、Audi A4 Avantと間違えてしまいそうです。


その中身も、マトリクスLEDヘッドライトやトラフィックジャムアシストといった機能が選べたり、バーチャルコックピットが用意されるなどまさにAudi A4並み。Sトロニックも、これまで6速だった湿式タイプが7速になるなどバージョンアップしています。

そうなると、「Audi A4だと少しボディサイズが大きくて......」という人には、とくにA4セダンの代わりにオススメできるのですが、一方、Sportbackはたくさん荷物を積む人にはラゲッジスペースが足りないかもしれません。


だったら、Sportbackのラゲッジスペースを伸ばしてAvantにしてしまえばいいのでは......と思う私。フォルクスワーゲン ゴルフにステーションワゴンのゴルフヴァリアントがあることを考えれば、Audi A3にA3 Avantがあってもおかしくはありません。A3 Avantなら、Sportbackじゃ荷室に不満のあるe-tronも実用性が向上するはずですしね! さらに、A3 AvantをベースにしてA3 allroadなんていうのも面白そう! 妄想は膨らむばかりです(笑)

A4 Avantと食い合いになるのは確実ですが、それでもあえてやってみる価値はあると思うA3 Avant。いかがでしょう、Audiさん!

(Text by Satoshi Ubukata)