Audiは10台の試乗車を用意。ふだんからAudiの試乗車は残らず乗るよう心がけてはいるのですが、それでも"漏れ"はあるもので、今回はそれを解消すべく試乗を申し込むと、厳正な抽選の結果、比較的希望どおりのクルマに乗れることに。
一番のお目当てはAudi R8 Spyder。2017年3月のデビューにもかかわらず、いまだに試乗していなかったのです。これが当選したのはラッキーでした!
短時間ですがソフトトップを開けて海沿いをドライブすると、5.2L V10を積むミッドシップスポーツでありながら、実に扱いやすく、緊張せずにステアリングを握っていられるのがquattroらしいところ。それだけに、あまりに優等生過ぎるのでは?......という感じがしないでもありません。
しかし、ギヤを落としてエンジンの回転を高めに保つと、V10サウンドが背後からダイレクトに伝わり、俄然テンションがあがります。ただ、サイドとリヤのウインドーを上げても、キャビンへの風の巻き込みが強く、冬場のドライブは少し根性が必要です(笑)
暖かくなったら、あらためて試乗したいと思います。
その点、Audi A5 Cabrioletは比較的文化的にオープンエアモータリングが楽しめるのですが、あいにくエンジンが風邪をひいたらしく(!?)試乗はお預け(笑) 空いた枠でAudi A5 Sportbackに乗り、そのカッコ良さと優れたパッケージングを確認することになりました。
ちなみに、最近"ハイレゾ音源"ブームの私なんですが、SDカードに収めたハイレゾ音源ファイル(FLACフォーマット)を、MMIで直接再生することができました。「バング&オルフセン3Dアドバンストサウンドシステム」で聞くと、かなり気持ちがいい! そのまま乗り逃げたくなるレベルでした(笑)
(Text & Photos by Satoshi Ubukata)