はじめまして! 笠井道也です。このたび、1to8.netでコラム「笠井先生のタイヤ道」を始めることになりました。 このコーナーでは、実はあまり知られていないタイヤの話やクルマの話題を採り上げていこうと思っています。ごく普通のドライバーがどうすればクルマやパーツの性能を正しく感じられるのか、そのヒントになればいいなと思っています。

その前に、まずは自己紹介を......。

いまは腰痛、首肩コリなどを根本の原因から正す整体・カイロプラクティックの治療院「
小さいころからクルマが大好きで、小学生のころは「スーパーカーブーム」や「サーキットの狼」にはまり、ラジコンカーをいじっで遊んでいました。

大学に入るときに免許を取得。最初に買ったクルマは「PAO」。"限定"という言葉に惹かれました(笑)

しかし、私の趣味趣向とはいまひとつあわず、「ユーノスロードスター」に一目惚れして1年で乗り換える羽目に。ここからカスタマイズと走りに目覚め、当時は"ドリキン"のビデオをよく見たものです。ただ、テストドライバーになるだいぶ前で、ドライビングの腕前はまだまだ。せっかく買った愛車は廃車に......。

その後は、'60〜'70のアルファロメオにはまり、「'76アルフェッタGT」、「'66ジュリアスプリントGT」と乗り継いでから、趣味のひとつである"釣り"で活躍できて、パフォーマンスのバランスも良い「レガシィツーリングワゴンGT」を選びました。

テストドライバーになったのはこの時代で、いろいろなクルマを自分で評価するようになるとマイカーの選択肢も変わってきました。

そして、2003年、フォルクスワーゲンから「トゥアレグ」が登場すると、当時のSUVにはないスタイリングとボリューム感に惹かれて、7年ぶりにレガシィから乗り換え。内外装の変更や、家族が乗っても文句をいわれない程度のライトチューンを施すなどカスタマイズも始めました。

その情報をインターネットサイトにまとめていたら、同じクルマのユーザーが集まりはじめ、兄弟車のカイエンユーザーを含めてのオフ会を開催したり、パーツ製作の協力をすることもありました。


いまはトゥアレグを手放し、C5型の「Audi RS 6 Avant」に10年ほど乗っています。オーバーフェンダーが装着されたボディや、450psを発揮する4.2Lツインターボという、ツーリングワゴンとしては無駄に過激なところが気に入った理由です。ほぼ完成されたクルマなので、タイヤとホイールくらいしか替えていませんが、ずっと大事に乗っています。

そんなクルマ好きの私ですから、趣味が高じてテストドライバーになったようなものです。ではテストドライバーはどんな仕事をしているのか、次回はそのあたりを紹介しようと思います。

(Text by Michiya Kasai)