Bluetoothは手軽ですが、あとで述べるようにMMIケーブルを使うほうがいろいろなメリットがあるので、私はMMIケーブルによる有線接続を利用しています。
iPod/iPhoneアダプタープラスは、「Lightningコネクタ」を搭載するiPodやiPhoneに対応するMMIケーブルです。iPhoneならiPhone 5以降の機種に対応します。また、第5世代のiPod touchや第7世代のiPod nano、さらにはiPad(第4世代以降)やiPad miniを実際につないでみたところ、動作が確認できました。
なお、Lightningコネクタを採用する以前の、30ピンの「Dockコネクタ」を搭載するiPod/iPhoneには、Audi純正アクセサリーの「iPodアダプター」(8640円、税込)が利用できます。
MMIケーブルでiPhoneを接続すると、MMIのメディア選択画面に接続したiPhoneが現れます。さっそく選択すると、すぐにiPhone内にある音楽の再生が始まります。
ここでメディアセンターの画面を表示させると、iPod/iPhoneと同じように、プレイリストやアーティスト、アルバムを選択して音楽を再生することができます。その際、iPod/iPhoneの操作は不要で、すべてMMIからコントロールできるのがとても便利!
ところで、iPod/iPhoneをBluetoothでMMIに接続し、音楽を楽しむことができると述べました。左下の写真がBluetooth接続した場合の画面です。
実際、これでも十分に楽しめるのですが、MMIケーブル接続の場合と聞き比べると、音に厚みがないというか、奥行きが感じられないというか、明らかにクオリティが落ち、少し物足りないと感じました。
さらに、MMIケーブル接続ではMMIからプレイリストなどが選べたりするのですが、Bluetooth接続では曲の早送り/巻き戻し/一時停止はできるものの、プレイリストなどを選ぶにはiPod/iPhoneの本体を操作する必要があります。
ちなみに、私はiPhoneをMMIケーブルで接続するととともに、iPhoneのBluetooth設定をオンにしてMMIのハンズフリー通話機能を利用しています。音楽再生中に電話が着信すると、再生中の音楽は一時停止し、ハンズフリーに切り替わり、また、通話が終了すると、自動的に再生が再開しますので、電話がかかってきても、あわててカーオーディオを操作する必要はありません。
下の写真がMMIケーブル「iPod/iPhoneアダプタープラス」。価格は9720円(税込)です。
MMIケーブルでiPhoneを接続すると、MMIのメディア選択画面に接続したiPhoneが現れます。さっそく選択すると、すぐにiPhone内にある音楽の再生が始まります。
ここでメディアセンターの画面を表示させると、iPod/iPhoneと同じように、プレイリストやアーティスト、アルバムを選択して音楽を再生することができます。その際、iPod/iPhoneの操作は不要で、すべてMMIからコントロールできるのがとても便利!
ところで、iPod/iPhoneをBluetoothでMMIに接続し、音楽を楽しむことができると述べました。左下の写真がBluetooth接続した場合の画面です。
さらに、MMIケーブル接続ではMMIからプレイリストなどが選べたりするのですが、Bluetooth接続では曲の早送り/巻き戻し/一時停止はできるものの、プレイリストなどを選ぶにはiPod/iPhoneの本体を操作する必要があります。
これを1本用意しておくだけで、高音質な音楽を便利で楽しめるMMIケーブル。MMIケーブル接続ならiPod/iPhoneへの充電も可能ですから一石二鳥です!
ということで、iPhoneユーザーにとってこのMMIケーブルは必携のアイテムといえるでしょう。
(Text by Satoshi Ubukata)