また、知人の女性によれば、初めて乗るクルマではどうしてもニオイが気になるそうです。それでドライバーのイメージが変わることもあるとか。カーメイトによれば、女性が乗りたくないクルマの第1位が「車内がクサイ車」という調査結果が発表されています。
かといって、市販の芳香剤の刺激的な香りは苦手で、アロマの優しい香りを好きだと、彼女は話していました。
それだけに、高い人気を誇るアロマドライブディフューザーですが、この夏限定でふたつのAudiオリジナルの香りが発売されました。
写真左のグリーンのラベルが「レモンライム」。レモン、ライム、グレープフルーツを原料とするフレッシュなシトラスの香りが特徴です。
そして右のオレンジのラベルが「イランイランシトラス」。濃厚なイランイランの花の香りとグレープフルーツ/ライムのさわやかな香りを組み合わせました。
どちらも、Audi専用のアロマディフューザーと5mlのエッセンシャルオイル、オイルパッド1枚が組み合わされ、価格は各3780円。Audi正規ディーラーで購入することができます。
また、レギュラー商品の場合は、エッセンシャルオイルとオイルパッドのセットだけを購入することが可能。こちらは各1500円です。ちなみに、Audi正規ディーラーのなかには、店舗用のアロマディフューザーとエッセンシャルオイルを使った香りの演出を行っているところも多いとか。
下の写真がアロマディフューザー。Audi用にデザインされたこの商品は、本体を本革巻きとするとともに、先端にフォーシルバーリングスをあしらうことで、Audiのコックピットに似合う仕上がりになっています。
使い方は簡単で、エッセンシャルオイルを数滴、アロマディフューザーのオイルパッドに垂らし、DC12Vのシガーライターに差し込むだけで、手軽にお気に入りのアロマが楽しめます。
アロマディフューザーにはスライドスイッチがあり、OFF(使用しない状態)、LO(通常のポジション)、HI(強めの香り)を切り替えることが可能です。LOまたはHIのポジションのときには、オレンジ(LO)またはレッド(HI)のLEDがフォーシルバーリングスを照らします。
さっそくふたつの香りを、愛車のAudi A3 Sportbackで試してみると......。
レモンライムは、期待どおりのフレッシュな香りで、さわやかさがキャビンいっぱいに広がります。暑い夏にはこの清涼感がたまりません。それでいて100%天然のエッセンシャルオイルなので、さわやかさのなかにも深みが感じられました。
一方のイランイランシトラスは、ボトルの蓋を開けると濃厚な香りが目立つのですが、アロマディフューザーによって拡散すると、イランイランの華やかさとシトラスのさわやかさがバランス良くミックスされて、上質な雰囲気に包まれました。
私のおすすめは、暑い昼間はレモンライム、暑さがやわらぐ夜はイランイランシトラスの使い分けです。
なお、このアロマディフューザーには2時間で電源をカットする「オートパワーオフ」機能が搭載されています。最近は減っていますが、イグニッションスイッチをオフにしてもシガーライターの電源がオンのままのクルマがあります。愛車のAudi A3 Sportbackもそのタイプ。クルマを離れるときにはアロマディフューザーをオフにしたり、あるいはシガーライターから取り外しますが、うっかり電源オンのままクルマを離れたとしても、自動的に電源が切れるのは安心です。
個人的には限定販売が惜しいほど、このふたつの香りが気に入ってしまいました。愛車に乗るたびにさわやかな気分にさせてくれるレモンライムとイランイランシトラスの香りで、この夏のドライブを楽しみたいと思います。
個人的には限定販売が惜しいほど、このふたつの香りが気に入ってしまいました。愛車に乗るたびにさわやかな気分にさせてくれるレモンライムとイランイランシトラスの香りで、この夏のドライブを楽しみたいと思います。
次回はクルマを見守る安心の新製品を紹介します(2013年7月25日更新予定)。どうぞ、お楽しみに!
(Text by Satoshi Ubukata)