前回紹介したアウディ ドライブレコーダーを実際にAudi A4に装着。その実力をチェックしました! こちらがフロントガラスに設置した本体。フロントガラス上部にすっきり収まっているのがわかります。助手席側に取り付けているため、ふだんはドライバーの視界の邪魔になることがありません。


さらに、今回は専用後方カメラを設置しました。車両どうしの事故では追突の比率が高く、当然被害者となる可能性もあります。そのときに、トラブルを防ぐ手段として、この後方カメラは大いに役に立つはずです。
こちらは、液晶タッチパネルの様子。通常はスクリーンセーバー(時計表示)ですが、タッチパネルに触れると録画中の画面が表示されます。設定により、前後カメラを同時に表示するピクチャー・イン・ピクチャーにも対応します。さらにタッチすればメニューが表示され、記録した動画を確認することも可能です。
さっそく、街中や高速を走行し、その様子をドライブレコーダーに挿入したmicroSDに収めました。

microSDにはいくつかのフォルダーがあり、常時映像ファイルが保存されるフォルダーに加えて、走行中の衝撃を感知したときに前5秒/後15秒を自動録画したファイルが収まる「Event」フォルダー、同様に駐車中のアクシデントの際に動画を収める「ParkingEvent」フォルダーなどに分かれています。

ドライブレコーダーによっては、このようなフォルダーがつくられず、必要なときに必要なファイルが見つからない、または消去されてしまった、ということがよくありますが、その点、このアウディ ドライブレコーダーは安心! 必要なときに、簡単にアクセスできるのがうれしいところです。

動画ファイルはPCの動画再生ソフトや専用ビュワーで確認できます。今回は、PCの動画再生ソフトでチェックしました。以下が画面のキャプチャー画像です(クリックで拡大します)。


まず、左上。こちらは夕方の様子です。前後の車両だけでなく、交差点や信号の様子がよくわかります。撮影時刻や速度も映像内に記されています。

そして、右上が夜の都内。クルマも信号も、思いのほかはっきり映っているのがわかります。これなら、ドライブを振り返ったり、動画を編集してYouTubeにアップロードする、なんて楽しみ方もできそうです。

走行中だけでなく、駐車中の様子を記録に残してくれるのも、このドライブレコーダーのうれしいところ。幸い、いたずらされることはありませんでしたが、洗車中のスタッフを捉えることができました。
昼間はもちろん夜間でも、自車の周囲をしっかりと見守ってくれるアウディ ドライブレコーダー。これなら、いざというときにも、頼りになりそうです。

次回は、子供に優しいいろいろなアイテムを紹介します(2013年9月5日更新予定)。

どうぞ、お楽しみに!

(Text by Satoshi Ubukata)