「中古車のリフレッシュって楽しいですよね!」と話すA2オーナーのJさん。そういう意味ではやりがいのあるA2を、まずは日本向けの仕様に仕上げます。
ハロゲンバルブ仕様というのが、いまや新鮮です(笑) そうなると、やっておきたいのが高輝度バルブへの交換。今回はロービームのH7バルブをフィリップスのエクストリームパワーに交換しました。


そして、ウインカーバルブも、ミラーコーティングのフィリップス シルバーヴィジョンに交換です。これで、ウインカーが消えているときのアンバー色が目立たなくなり、おしゃれな雰囲気に。


ヘッドライトにこれらロービームとウインカーのバルブを仕込んで、ヘッドライト本体を車両に取り付けます。



テスターで配光パターンをチェックすると、左上がりの左側通行用であることが確認できました。これで、対向車にやさしいクルマに変わりました。
フォグランプもロービームと同じフィリップスのエクストリームパワーに交換しておきます。肉眼で見ると、確実に明るくなりましたが、写真だと差がわかりにくいので、あえて掲載はいたしません(笑)


もうひとつ、日本向けでなかったのが標準のオーディオ。ヨーロッパ仕様のカセットデッキでしたので、Audi TT(8N)用の純正CDプレーヤーを中古で手に入れ、載せ換えることにしました。



作業は、オーディオリリースツールを使ってデッキ本体を外して、コネクターを新しいCDプレーヤーにつなぎ替え、戻すというもの。ただ、ETCの配線などがあまりきれいではなかったので、今回はそのあたりをやり直しました。交換後は、CDも日本のラジオもばっちり聞けるようになりました。
とりあえず日本向けに変身したA2。リフレッシュはさらに続きます。

(Text by Satoshi Ubukata)