これをやらないと運転できないわけじゃないけれど、やっておけば気分がいい、あるいは快適に運転できる......。そんな作業を追加で行いました。

冒頭の写真はA2のステアリングホイール。左がA2購入時に装着されていたもので、右の新品に比べると表面がテカテカ光っているのがわかります。ドライバーにとっては常に触れる部分だけに、ステアリングホイールのリフレッシュは効果絶大です。

さらに、ステアリングまわりの機能をアップグレード。純正パーツを装着することで、コンフォートウインカー(1回のレバー操作で3回ウインカーが点滅)とクルーズコントロールの機能を追加します。写真は左下がコンフォートウインカー用のリレーキット、右下がクルーズコントロール用のウインカーレバーと配線です。



A2の場合、コンフォートウインカー、クルーズコントロールともに専用の配線が必要です。たとえば、クルーズコントロールではエンジン制御コンピューターのコネクターに配線を割り込ませることになりますが、そもそもコンピューターが運転席の床下にあるため、そこまでアクセスするのが一苦労でした。

コンフォートウインカーとクルーズコントロールの追加を終えて、新しいステアリングホイールを装着。エアバッグは元のパーツをそのまま使用しています。

ハンドブレーキカバーもてかりが目立っていたので新品に交換しました。


この際、ブレーキペダルとクラッチペダルも新品に交換。小物ですが、ここが新しいと気分がいいものです。



そして、汚れていたフロアマットも新品に交換。A2用のAudi純正アクセサリーを海外から取り寄せたそうですが、いまだに新品が手に入るというのは驚きですね!

左下の写真はA2のテールゲートストラットです。A2はアルミボディのため、驚くほどドアが軽いんですが、一方、グラスエリアの広いテールゲートはとても重く、そのためかテールゲートストラットが劣化していて、テールゲートがすんなり開きませんでした。新品に交換したら高い位置まできちんと開くようになりました。



左の写真は運転席側のサイドシル。おそらくここにジャッキをかけてしまったのでしょう、ブラスチックが割れています。そのままでも使えますが、パーツが入手できたので、  新品に交換しました。

このようにして、ようやくオーナーのJさんも納得するレベルにリフレッシュが済んだA2。次回は、オーナーに代わって私が試運転します!


(Text by Satoshi Ubukata)