2015年秋の東京モーターショーですでに実車をご覧になった方も多いと思うが、新型Audi A4はひと目でAudiのセダンとわかるデザインを維持しながら、よりシャープさを強調するデザインとなった。Audiのシンボルであるシングルフレームグリルはよりワイドな形状になり、また、ヘッドライトがシャープな形状になったことでフロントマスクは精悍な印象を強めている。
ヘッドライトはバイキセノンヘッドライトが標準で、LED、または、マトリクスLEDヘッドライトがオプションとして用意される。
新型Audi A4では、"クラムシェル型"と呼ばれるボンネットが採用される。ボンネットがフロントフェンダーまで回り込むデザインで、このラインがショルダーラインにつながることで、より伸びやかなサイドビューを形成している。サイドウインドーが3分割の6ライトデザインや、窓とボディを1:2の比率とするAudi伝統のスタイルはもちろんこのAudi A4にも受け継がれている。
エンジンは2種類の2.0 TFSIが用意される。FF用は"ミラーサイクル"を採用する新開発のエンジンで、最高出力190ps、最大トルク320Nmの実力。これに、従来のマルチトロニックに代わって7速Sトロニックが組み合わされ、18.4km/Lの低燃費を実現する。
新型Audi A4では、"クラムシェル型"と呼ばれるボンネットが採用される。ボンネットがフロントフェンダーまで回り込むデザインで、このラインがショルダーラインにつながることで、より伸びやかなサイドビューを形成している。サイドウインドーが3分割の6ライトデザインや、窓とボディを1:2の比率とするAudi伝統のスタイルはもちろんこのAudi A4にも受け継がれている。
リヤビューではリヤスポイラー内蔵のトランクリッドや、ヘッドライトのデザインを反復するテールライトがアクセントに。LEDヘッドライト、または、マトリクスLEDヘッドライトを選んだ場合はテールライトもLEDとなる。また、LEDテールライトとマトリクスLEDヘッドライトにはダイナミックターンインディケーターが搭載される。
新型Audi A4のボディサイズは全長4735×全幅1840×全高1430mm(一部モデルは1410mm)で、旧型に比べて全長と全幅は15mm拡大となった。優れた空力特性も新型の特徴で、欧州仕様のなかにはCd値0.23を達成するグレードもある。
インテリアは、前席を囲むような"ラップアランドデザイン"を採用するとともに、水平基調のダッシュボード、ダッシュボードを切り離したセンタークラスター、新デザインのシフトレバーなどが、より開放的な印象を与えている。
インテリアは、前席を囲むような"ラップアランドデザイン"を採用するとともに、水平基調のダッシュボード、ダッシュボードを切り離したセンタークラスター、新デザインのシフトレバーなどが、より開放的な印象を与えている。
また。オプションで、フルデジタル方式のバーチャルコックピットを用意。メーターのタイプによらず、タブレット型の固定式のモニターがダッシュボードに装着される。MMIはApple Car PlayとAndroid Autoの両方に対応し、また、Audi独自のテレマティックスであるAudi connect/Audi connect Navigatorを搭載する。
エンジンは2種類の2.0 TFSIが用意される。FF用は"ミラーサイクル"を採用する新開発のエンジンで、最高出力190ps、最大トルク320Nmの実力。これに、従来のマルチトロニックに代わって7速Sトロニックが組み合わされ、18.4km/Lの低燃費を実現する。
一方、quattro用は、Audi A6やAudi Q7に搭載される252ps/370Nmにグレードアップ。こちらも7速Sトロニックが組み合わされ15.5km/Lの燃費をマークする。
Audi Q7同様、このAudi A4も縦置きパワートレイン用の新アーキテクチャ「MLB evo」を採用する。サスペンションは前後ともに5リンク式となり、オプションでダンピングコントロール付スポーツサスペンションを選ぶことも可能だ。
また、MLB evoの採用により、安全装備やアシスタンス機能も充実。追突の回避、または、被害を軽減する自動ブレーキの「アウディ プレセンス シティ」などを標準で搭載。また、渋滞時に前車との車間距離を維持するだけでなく、ステアリング操作もサポートするトラフィックジャムアシスト機能付のアダプティブクルーズコントールや、右折時の安全を確保する「ターンアシスト」などが用意される。
ラインアップは、FFとquattroのそれぞれにスタンダードとSportが用意される。Sportでは、シングルフレームグリルの水平バーにクロームが施され、また、20mmローダウンのスポーツサスペンションが採用となる。さらにSportではS lineが選択可能だ。価格は以下のとおり。
Audi Q7同様、このAudi A4も縦置きパワートレイン用の新アーキテクチャ「MLB evo」を採用する。サスペンションは前後ともに5リンク式となり、オプションでダンピングコントロール付スポーツサスペンションを選ぶことも可能だ。
また、MLB evoの採用により、安全装備やアシスタンス機能も充実。追突の回避、または、被害を軽減する自動ブレーキの「アウディ プレセンス シティ」などを標準で搭載。また、渋滞時に前車との車間距離を維持するだけでなく、ステアリング操作もサポートするトラフィックジャムアシスト機能付のアダプティブクルーズコントールや、右折時の安全を確保する「ターンアシスト」などが用意される。
ラインアップは、FFとquattroのそれぞれにスタンダードとSportが用意される。Sportでは、シングルフレームグリルの水平バーにクロームが施され、また、20mmローダウンのスポーツサスペンションが採用となる。さらにSportではS lineが選択可能だ。価格は以下のとおり。
Audi A4 2.0 TFSI......518万円
Audi A4 2.0 TFSI Sport......556万円
Audi A4 2.0 TFSI quattro......597万円
Audi A4 2.0 TFSI quattro Sport......624万円
(Text by Satoshi Ubukata)
(Text by Satoshi Ubukata)