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今回のマイナーチェンジは3ドア(日本未導入)、Sportback、Sedan、Cabriolet(日本未導入)のすべてが対象で、標準モデルに加えてS3やe-tronといったモデルを含む変更になった。エクステリアでは、シングルフレームグリルがよりワイド&ローのデザインになったのに加えて、ヘッドライトがAudi A4似の形状に変更されている。また、フロントバンパーもリニューアルが図られている。
一方、リヤは新デザインのテールライトとともに、新形状のリヤディフューザーを採用したリヤバンパーが装着され、スポーティさがアップした印象だ。
ヘッドライトはバイキセノンが標準で、LED、さらに、マトリクスLEDも用意されている。
インテリアでは、ついにAudi A3にもアウディ バーチャルコックピットが用意された。また、MMIはCarPLayやAndroid Autoに対応するAudi Smartphone Interfaceを採用。また、Audi connectの通信方式が3GからLTEへと変更になった。
搭載されるガソリンエンジンは、1.4 TFSI CODが10psアップの150psになる一方、新たに1L 3気筒の1.0 TFSI(115ps)と、ミラーサイクルを採用した2.0 TFSI(190ps)をラインアップ。また、高トルクエンジンに対応する湿式多板クラッチタイプのSトロニックが、6速から7速となった。
ドライバーアシスタンスにも最新技術が投入され、すでにAudi A4などに搭載されているトラフィックジャムアシストをこのAudi A3でも採用。また、ドライバーの運転操作が検知できない場合、警告しても反応がないと運転不能と判断して自動的に車両をスローダウンするエマージェンシーアシストをオプションで用意したのが新しい。
プラグインハイブリッドのAudi A3 Sportback e-tronも他と同様にデザインが変更となっている。
ドイツでは5月から販売が始まり、この夏にはデリバリーが開始される。
(Text by Satoshi Ubukata)