1月13日、アウディ ジャパンは"4ドアクーペ"のアウディA5スポーツバックを発表、同日より販売を開始した。


 
A5スポーツバックは、A5クーペが誇るエレガントなフォルムと、大人4人とたくさんの荷物を収容する機能性を備えたスタイリッシュな4ドアセダンだ。その美しさをアピールするために、あえて"クーペ"を名のり、A4ではなく、A5シリーズの一員としての登場となった。
A4セダン以上の機能性を実現するため、5番目のドアとなる大型テールゲートを採用するのが大きな特徴だ。これが「Sportback」の名前の由来になる。
荷室容量は、通常時でも480Lで、この数字はA4セダンと同じであり、A4アバントよりもわずか10L少ないだけだ。後席を倒せば、980Lまで荷室を拡大することができる。
後席は独立タイプで、A5クーペよりも60mm延びたホイールベースと、15mm高められた全高のおかげで、大人ふたりが無理なく収まるスペースが確保されている。なお、写真からもわかるように、乗車定員は4名である。
日本でのラインアップは、2.0 TFSIに7段Sトロニックを組み合わせたquattro仕様の「A5 Sportback 2.0 TFSI quattro」(575万円)の1モデル。他のモデル同様、オプションで「S-lineパッケージ」を選ぶことも可能だ。
A4シリーズとA5クーペのあいだに位置し、セダンやアバントとはまた違った魅力を提供するA5スポーツバック。現在、アウディはSportbackの上級モデル「A7」の投入準備を進めており、これまでにも増してスタイリッシュなイメージを強めそうだ。

(Text by S.Ubukata)