後席は独立タイプで、A5クーペよりも60mm延びたホイールベースと、15mm高められた全高のおかげで、大人ふたりが無理なく収まるスペースが確保されている。なお、写真からもわかるように、乗車定員は4名である。
日本でのラインアップは、2.0 TFSIに7段Sトロニックを組み合わせたquattro仕様の「A5 Sportback 2.0 TFSI quattro」(575万円)の1モデル。他のモデル同様、オプションで「S-lineパッケージ」を選ぶことも可能だ。
A4シリーズとA5クーペのあいだに位置し、セダンやアバントとはまた違った魅力を提供するA5スポーツバック。現在、アウディはSportbackの上級モデル「A7」の投入準備を進めており、これまでにも増してスタイリッシュなイメージを強めそうだ。
(Text by S.Ubukata)