2010年6月9日、スーパー耐久機構(STO)は、FIA GT3車両が参加できる「ST-X」クラスを2011年のスーパー耐久シリーズに新設すると発表しました。詳しい情報はこちらから。
FIA GT3は、ポルシェ、フェラーリ、アウディ、アストンマーティン、メルセデス・ベンツ、ランボルギーニ、シボレーといったスポーツカーが競い合う人気のレース。その特徴としては、車種ごとに細かい性能調整を実施して戦闘力を揃えること。そして、プロドライバーの出場に一定の制限を加えたアマチュアドライバー中心のレースであることが挙げられます。アウディも「Audi R8 LMS」を供給してレースを盛り上げています。
その人気カテゴリーがスーパー耐久に組み込まれるということで、日本でもAudi R8 LMSをはじめとするスーパースポーツの勇姿が見られそうです。
STOによれば、2011年はスーパー耐久シリーズ全戦のうち3〜4大会で導入し、2012年には全戦の導入を予定しているそうです。
噂ではST-Xクラスでの参戦に向けて、日本でも準備を進めているチームがあるとのことですから、期待せずにはいられません。誰か、Audi R8 LMSを買ってS耐に出ませんか〜
(Text by S.Ubukata)