A8といえば、初代よりアルミスペースフレーム(ASF)を用いたボディが先進性を象徴していた。この新型A8でもASFを採用するが、今回はBピラーには熱間成形スチールを用いることで、側面衝突時の衝撃吸収性能やボディ剛性の向上を図っている。
エンジンは、スーパーチャージャー付き3L V6の「3.0 TFSI」と、自然吸気の4.2L V8の4.2 FSIの2種類を用意。組み合わされるトランスミッションは8速ティプトロニックである。
全グレードにフルタイム4WDのquattroを採用。Audi A8 4.2 FSI quattroでは、オプションでリアスポーツディファレンシャルを選ぶことも可能だ。サスペンションは前:5リンク、後:トラペゾイダル式を採用し、全車にアダプティブ エアサスペンションを搭載する。
Audi A8 3.0 TFSI quattro(945万円)
Audi A8 4.2 FSI quattro(1160万円)
Audi A8L 4.2 FSI quattro(1290万円)
(Text by S.Ubukata)