アウディAGは、3代目となる新型A6オールロードクワトロの写真とその概要を公表した。
日本では新型A6アバントの登場が待たれているが、海の向こうからは3代目となるA6オールロードクワトロの話題が舞い込んできた。
初代、そして、2代目のA6オールロードクワトロ同様、新型のエクステリアもまた、オールロードの特徴であるツートーンのボディカラーやグレーのフェンダーアーチ、前後のアンダーガードなどを採用し、オフロードのイメージを強めている。
全高はオリジナルのA6アバントよりも6cm高くなるが、写真で見るかぎりは腰高な印象はない。
インテリアは基本的にはA6アバントのデザインを踏襲するが、トリムやアルミパネルのカラーは専用色になる。サイドシルには「allroad」のロゴが記される。
A6オールロードクワトロには、アダプティブエアサスペンションが標準で装着される。エンジンは3.0 TFSIと、パワーの異なる3つの3.0 TDIが用意される。3.0 TFSIには7速のSトロニックが組み合わされ、0-100km/h加速は5.9秒。100km走行あたりの燃料消費量は8.9L。
ドイツでは2012年の春から販売がスタートする。日本での販売も期待したい。
(Text by Satoshi Ubukata)