2013年7月1日、Dr.ウルリヒ・ハッケンベルクが、Audiの研究開発担当取締役に就任した。 2007年からフォルクスワーゲン ブランドの研究開発担当取締役を務めてきたハッケンベルク氏が、7月1日からAudiの研究開発担当取締役を兼務することになった。

ハッケンベルク氏は63歳。1985年にアーヘン大学で自動車工学の博士号を取得したのち、Audi AGに入社。1998年にはフォルクスワーゲングループに移り、ベントレーの研究開発部門を再構築。2002年にAudi復帰後、「MLB」と呼ばれるAudiの縦置きプラットフォームを手がけている。

その経験を生かし、フォルクスワーゲンでは「MQB」と呼ばれる横置きエンジン用のモジュール戦略を主導してきた。このMQBを用いたのが新型フォルクスワーゲン・ゴルフであり、Audi A3なのはご存じのとおり。


今後、ハッケンベルク氏はAudiのフューチャーモビリティなど担当することになるが、彼の復帰により、Audiがさらにファン・トゥ・ドライブなクルマに進化することは間違いない。

(Text by Satoshi Ubukata)