2014年1月14日、アウディ ジャパンは新型「Audi A3/S3 Sedan」を発表・発売した。

※写真はすべてヨーロッパ仕様
2013年11月の東京モーターショーでジャパンプレミアを果たしたプレミアムコンパクトセダン「Audi A3/S3 Sedan」が、いよいよ発売になった。

新たにA3ファミリーに加わったAudi A3 Sedanは、A4 Sedanよりもコンパクトなボディサイズや優れた燃費性能、そして、求めやすい価格を武器に、セダンユーザーの裾野を広げる役目を担っている。


A3 Sedanは、現行のA3 Sportback同様、フォルクスワーゲングループが推進するモジュール化戦略「MQB」により開発されたモデル。当然、A3 Sportbackとは基本設計を共有しており、日本ではSedanとSportbackのグレード展開やパワートレインは同一になる。


エクステリアは、A4 Sedanと見紛うばかりのスポーティかつエレガントなデザインに仕上がっている。驚くのはA3 Sportbackとは共用するボディパネルがなく、すべて独自のデザインとなっていること。エクステリアで共有するのは、シングルフレームグリル、ヘッドライト、ドアミラー、ドアハンドルの4つだけ。新たにデザインされたボンネットはアルミ製だ。

なお、写真ではLEDヘッドライトが装着されているが、日本仕様はLEDポジショニングランプ付きのバイキセノンヘッドライトになる。


ボディサイズは、全長4465×全幅1795×全高1405mm。全長はA3 Sportbackより140mm長く、425Lという広いラゲッジスペースを手に入れている。ホイールベースは2635mmでSportbackと同じ。全幅を広く、全高を低くすることで、ワイド&ローのフォルムを強調したのも特徴のひとつだ。
一方、インテリアはA3 Sportbackのデザインを受け継いでおり、装備やオプションも
(Text by Satoshi Ubukata)