インテリアは、Audi TT同様、アウディ バーチャルコックピットや個性的なエアヴェントが目を引く。ホイールベースはAudi TTに比べて12cm長い2.63mで、セパレートタイプのリヤシート(定員2名)が用意される。
搭載されるエンジンは2.0 TFSIで、最大ブースト圧を1.8バールまで高めるなどして、400ps/6400rpm、45.9kgm/2400〜6000rpmのハイパワーを誇る。7速Sトロニックとquattroとの組み合わせにより、0-100km/h加速は3.9秒。
Audi AG開発担当取締役のDr. ハッケンベルクは「この20年間で、TTによってAudiは自動車のデザインアイコンのひとつとなるデザインをつくり出しました。それ以降、私たちはスポーティでエレガントな5ドアモデルとして、Audi A5 SportbackやAudi A7 Sportbackを生み出してきました。そして今回、Audi TT Sportback conceptにて、Audi TTファミリーの1台となりうる新しいモデルをつくり上げるべく私たちは両方のコンセプトを融合させたのです」と述べていることから、Audi TT Sportbackが誕生する日は近い?
(Text by Satoshi Ubukata)