Audiは、自動運転システムを搭載したAudi RS 7 Sportbackをアメリカ・カリフォルニア州にあるソノマサーキットに持ち込み、タイムアタックを行った。 Audiは2014年10月にドイツのホッケンハイムサーキットにおいて、Audi RS 7 Sportbackによる自動運転のデモンストレーションを行っているが、今回はマイナーチェンジ後のモデルを使い、車両重量も前回よりも400kg軽い仕様となっている。


ソノマサーキットでは、物理的な限界とされるラップタイムを立て続けに叩き出した。1周4.05kmのベストラップは2分1秒01で、プロドライバーを上回る実力を示している。


Audiは、運転時の安全性と移動時間の短縮、効率、そして、利便性を高めるために自動運転の技術開発を進めている。次期型Audi A8にはそこで培った技術が搭載されるというが、そうなるとショーファー(運転手)の商売はあがったり!?


(Text by Satoshi Ubukata)