Audiは、2015年9月15日のプレスデイで開幕するフランクフルトショーに、バッテリーEVのSUV「Audi e-tron quattro concept」出展する。 2013年のフランクフルトショーから、仮設のパビリオンで展示を行っているAudiだが、2015年は70×50mの敷地に3層構造のパビリオンを建設。「Audi Sport」「quattro」「Audi Technology」「 Audi ultra」の4テーマに加えて、新型Audi A4にまつわる展示などを用意する。

そして、コンセプトカーの「Audi e-tron quattro concept」を初公開する。Audi e-tron quattro conceptは、2018年以降に量産が始まるとされるSUVのデザインスタディで、その全長はAudi Q5とQ7の中間だという。


注目はそのパワートレインで、電気モーターとリチウムイオン電池を用いたBEV(バッテリーEV)。韓国のLGとサムスンが手がける新型大容量バッテリーにより航続距離は500kmを超えるという。


ほかにも、第2世代のMLBプラットフォームやCd値0.25の流麗なデザイン、前1基、後2基のモーターによるquattroなど見どころは多い。フランクフルトショーの一般公開は9月19日から27日まで。

(Text by Satoshi Ubukata)