2016年1月11日、Audiはデトロイトショーで新型「Audi A4 allroad quattro」を発表した。

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B9と呼ばれる最新のAudi A4をベースとしたクロスオーバー「Audi A4 allroad quattro」がデトロイトショーでワールドプレミアを果たした。コントラストカラーのホイールアーチや前後バンパーのアンダーガード、縦のバーを強調したシングルフレームグリルなど、これまでのallroad quattroの特徴を受け継いでいる。


Audi A4 Avantに比べて、最低地上高は34mm高くなっているが、全高は1493mmに留められた。全長と全幅はそれぞれ4750mm、1842mm。

前後5リンクのサスペンションにはダンパーコントロールが搭載され、アウディ ドライブセレクトにより減衰力の設定が可能。また、アウディ ドライブセレクトにはallroad quattro専用のオフロードモードが用意される。


エンジンは2.0 TFSI(252ps)のほか、2.0 TDI(150ps、163psまたは190ps)、3.0 TDI(218psまたは272ps)などを用意。6速マニュアルと7速Sトロニックが設定され、フルタイム4WDのquattroが組み合わされる。


価格は44,750ユーロ(約570万円)からで、ヨーロッパでは2016年の夏からデリバリーが開始となる。


(Text by Satoshi Ubukata)