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新たにAudiのQファミリーに加わったのは、4ドアラグジュアリークーペのエレガンスと、ラージSUVの多機能性を兼ね備えた「Audi Q8」だ。Audi Q8のボディは、全長4.99×全幅2.00×全高1.71mのたっぷりとしたサイズで、これは基本設計を共有する「Audi Q7」よりも短く、ワイドで、低い。最低地上高は254mmを確保する。
Audiのシンボルであるシングルフレームグリルは8角形のデザインを採用。他のQファミリーのモデルとは異なるイメージとなった。"クーペ"と呼ぶだけに、窓枠のないサッシュレスドアを採用するのもAudi Q8の特徴である。
パワートレインは、48V電源システム採用のエンジンと、機械式センターデフを持つquattroを搭載する。オプションで、リヤアクスル操舵を行うオールホイールステアリングを選ぶことも可能だ。
室内は、バーチャルコックピットに加えて、上下2段の液晶パネルを採用するMMIタッチレスポンスを採用する。
3人かけのリヤシートは独立タイプ。リヤシートをすべて倒せば、1755Lのラゲッジスペースを得ることができる。
ヨーロッパにおけるAudi Q8のデビューは2018年の第3四半期を予定している。
(Text by Satoshi Ubukata)