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RSモデルの起源となった「Audi RS2 Avant」の流れを汲む「Audi RS 4 Avant」。RSモデルの象徴であり、Audi Sport GmbHにとって非常に重要なモデルが4代目に進化した。新型「Audi RS 4 Avant」は、ハニカムメッシュを施したシングルフレームグリルとエアインテーク、エアインテークとアウトレットを備えるヘッドライト、標準モデルに比べて30mm拡大されたブリスターフェンダーなどにより、極めて精悍なイメージに仕立て上げられている。
楕円形のテールパイプや専用デザインのリヤディフューザーなども、Audi RS 4 Avantのスポーティさを際立たせる。
パワートレインは「Audi RS 5 Coupe」と同じもので、450ps／600Nmを発揮する2.9L V6ツインターボと8速ティプトロニックを採用。quattroを組み合わせることで、0-100km/h加速は4.1秒、トップスピードは250km/h（リミッター作動）だ。オプションのRSダイナミックパッケージを装着した場合にはスピードリミッターが280km/hまで引き上げられる。
DRCやセラミックブレーキといったオプションも用意される。
価格は7万9800ユーロ（約1040万円）で、2017年秋に受注を開始し、デリバリーは2018年初めを予定している。
(Text by Satoshi Ubukata)