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「Audi Sport Performance Parts」は「Audi R8」や「Audi TT」などのスポーツカーに装着することでパフォーマンス向上を果たす商品群。Audi Sport GmbHのマネージングダイレクターであるシュテファン・ヴィンケルマン氏は、「レーシングカーづくりで長年培ってきた経験が、これらのパーツに生かされています」と語る。2017年夏に発売されるのは、Audi R8および、Audi TT/TTS/TT RS用のパーツで、エアロキット、サスペンション、エギゾーストシステム、そして、内装パーツが用意される。
エアロキットはAudiの風洞により開発されたもので、高速走行時に大きなダウンフォースを生み出すことで優れたハンドリング性能を発揮する。
ホイールは20インチを用意。ブレーキは専用のスポーツパッドを用意するほか、Audi TTシリーズにはブレーキディスクや冷却システムが用意される。サスペンションも、Audi TTシリーズ、R8ともに専用のチューンが施される。
Audi TTシリーズ用のエギゾーストシステムはアクラボヴィッチ製で、Audi TTSとTT RSには専用のディフューザーが用意される。
Audi TTには、リヤセクションのボディ剛性を向上させるCFRP製のクロスブレースを用意する。
また、内装パーツとして、アルカンターラ巻のステアリングホイールを用意。パドルはCFRP製だ。
Audi SportではこのAudi R8/TTに続いて、他のモデルにもこのAudi Sport Performance Partsを展開する予定といい、今後の展開が楽しみである。
(Text by Satoshi Ubukata)