18日(金)に行われた予選の結果は、ベルンハルト/デュマ/ロッケンフェラー組の1号車が2位、カペロ/クリステンセン/マクニッシュ組の2号車は4位と、ワークス プジョーとトップ4を分け合う形となった。しかし12時間の決勝レース前半では、2台のアウディそれぞれには不運が重なり大幅に遅れてしまうこととなる。
しかし、2台のR15 TDIは残された周回で、コンスタントに好タイムを出し、最終的には2号車はトップから5周差の4位、1号車は6周差の5位でフィニッシュ、残念ながらR15 TDIは最後のレースで有終の美を飾ることはできなかった。ILMC第2戦は5月8日にベルギーのスパで行われる。そこでは待望のニューマシン、アウディ R18がデビュー予定となっている。
(Text by M.MAKIMURA)