梅雨が明けましたと思ったら、連日酷暑が続いていますが、皆さんお元気でしょうか?
それにしても、もう少しちょうど良い季候にはならないのでしょうかね? 洗車してても熱中症になりそうです。くれぐれも健康にご注意ください。 そういえば、今年のルマン、凄かったですね。
壮絶な死闘の末、勝ったアウディチームは本当に凄かった。おめでとう!

今年は昨年にも増して、インターネット中継が充実していたので、まるで現地で観戦しているかのような興奮を味会うことが出来ました。でも、逆に、今年の興奮を見てると、現地にも行ってみたくなりましたね。

さて、ルマンの興奮が冷めてきた今日この頃、もうご存じの通り、アウディA5そしてS5シリーズがフェイスリフトされました。(本国でのお話)

いきなりクーペ、スポーツバック、カブリオレと全部リリースされたので公開された画像も大量でどれがどれやら判別に苦労しますが、外観ではヘッドライトの意匠が変わったのが印象的ですね。日本でもそろそろ発表されるNew A6とほぼ同じ印象のキリッとシャープなヘッドランプに変わりました。まさにフェイスリフト。

あとエアダム(って今でも言うの?)の中にあるフォグランプの形状もスクエアなデザインに変わっています。これまでフォグは必ず楕円形を採用していたアウディ(RSのように大胆にもフォグランプ省略の例もあります)ですが、マイナーチェンジしたTTではあの部分の円形フォグが強調されていてちょっと...なデザインでしたのでスクエア形状は歓迎です。
それと六角形になったシングルフレームグリル。これは、新しいシャープなヘッドランプには違和感無くフィットしております。

既に公開されている次期A3もこんな顔でしたから、次世代の「アウディ顔」になるのでしょうね。

以前、デザイン以外で、個人的に一番うれしかったのは、S5にV3.0Tつまりスーパーチャージャー搭載V6 3.0リッターエンジンが搭載されたこと。現行S4より先行して発売されたS5には先代S4から引き継ぐV8が搭載されていました。でも、アメ車のようなドロドロ音はS4に似合わないし、フロントがヘビー過ぎるのが気になってました。そして何より燃費が悪い。ダウンサイジングを推進するVW/アウディグループにあって、V8エンジンは過去の遺物と化してます。そのうちS5にも途中搭載されると思っていたらマイナーまで待たないとなりませんでしたね。

私自身、以前、B5時代のS4に乗っていたこともあり、B6、B7と続いたV8には食指が延びなかったんですよね。やはり伝統のアウディSシリーズにはターボが似合う。正確にはスーパーチャージャーですけど。(笑)

他のラインアップでは、日本に未導入のS5 Sportback。これは日本には導入されていなかったモデルです。是非、今回導入して欲しい一台。(お願いします。アウディジャパン様!)

「S5カッコ良いけど、2ドアじゃなあ」という人はかなりいます(独自調べ)。自分も2ドアクーペ派ですが、スポーツバックならルックスが良く、しかもアバント並みに荷物を搭載できるのでアウディらしい「万能」車ですから。

とはいえ、実際に導入されるとなると値段が気になりますね。

先月、投入されたアウディA7(895万円)があるので、S5スポーツバック(現行S5が904万円)の価格ならA7も買えちゃいます。これは悩みそう。
まあ、A7の場合、物理的なサイズで断念する人、続出のようなので実際は競合しないかも知れませんが、ここは一つ、円高を反映して800万円台を期待したいところ。

と、駆け足で見てきましたが、これまであまり巧くなかったアウディのフェイスリフトの中にあって、このA5/S5のフェイスリフトは好印象です。日本に入ってくるのはまだ先(来年?)ですが、今から楽しみにしたいと思います。

では、この辺で。