そして、荒選手の指示により作業が行われ、仕上がってきたのが、こちらのAudi A3 Sportbackです。作業前の写真に比べると、明らかに印象が異なります。とくに、ロー&ワイドのフォルムが強調されているのがわかります。
今回、荒選手が選んだのは、Audi純正アクセサリーとして用意されるエアロパーツ。具体的には以下のアイテムです。カッコ内は取付費や塗装費などを含まない本体価格(税込)です。
・フロントスポイラー(5万8752円)
・ルーフスポイラー(7万7004円)
・サイドスポイラー(6万3072円)
・リヤサイドエプロン(2万5272円)
・リヤディフューザー(5万112円)
・スポーツテールパイプフィニッシャー(1万4040円)
ひさしぶりに愛車と対面した荒選手の感想は?
「圧倒的にスポーティーな感じになりましたね。これは思いどおりです。AudiがこのAudi A3 Sportbackのためにデザインしたエアロパーツだけに、シンプルなんですけどボディラインを生かしたつながりの美しさやきれいな処理がとても気に入りました」。
今回、スポイラー類はボディ同色のグレイシアホワイトに塗装しました。この色を選んだ理由は?
「フロントスポイラーやサイドスポイラーは一番低いところにあり、路面との境界になるものなので、エアロパーツのシャープさが際立つように白を選んだんですよ」。
なるほど、確かに路面のグレーに対してスポイラーの白が目立ち、クルマ全体がよりシャープな印象になっていますね!
一方、荒選手がこだわったのが、リヤディフューザー。ボディ同色ではなく、ハイグロスのピアノブラックにペイントしています。
「僕はレーシングドライバーですから、おしゃれな雰囲気のなかに、少しレーシーなポイントを入れたかった。そこで、あえて艶のあるブラックに塗ることでレーシーな感じに仕上げています」。
確かにブラックのリヤディフューザーがリヤビューをスポーティに引き締めています。
仕上がりには満足ですか?
「シンプルで美しいこのエアロパーツは、地面とのクリアランスが確保されているにもかかわらず低く見えます。これなら、ふだん使ううえでも気を遣わずにすみそう。アルミホイールもエアロパーツを装着したボディによく映えていますね。重厚感のある、ちょっとワイドな感じも、いいマッチングですね。ディフューザーは黒にしてよかった。色が選べるということも含めて、自分好みのカスタマイズができたと思います。毎日乗れる"僕好みの仕様"に仕上がりましたよ」。
とご満悦の荒選手でした。
Audi純正アクセサリーならではのフィット感と、Audi正規ディーラーによる仕上がりの良さが実感できる荒選手のAudi A3 Sportback。「これを真似したい」「フロントスポイラーもピアノブラック(色番号Y9B)にしたい」など、カスタマイズの相談はぜひAudi正規ディーラーまでどうぞ!
(Text by Satoshi Ubukata / Photos by Masayuki Arakawa)