5月3日、SUPER GT Rd.2の予選が行われる富士スピードウェイはあいにくの空模様に見舞われました。シンディ選手もこの雨に悩まされたようです。 最悪の天候だ。私が学んだのは、日本の天候が予想できないこと。そして、1時間でガラリと変わってしまうことだ。

だから、コースコンディションに素早く適応できる能力がドライバーには求められる。いいかえれば、適応能力が高いドライバーこそが、優れたドライバーなのだ。

プラクティスのときは地獄のような土砂降りで、私のマシーンはコースのいたるところでハイドロプレーニングに見舞われた。そんな状況であっても、できるだけ速く走るのが私の仕事だ。
予選は思うような結果が残せなかった自分に凹んだが、明日のレースで後方から追い上げるのはチャレンジング。

この機会にアグレッシブな追い越しを身につけよう。
Text : Cyndie Allemann
Photos : Eric Gilbert
Special thanks : Hitotsuyama Racing