50年前につくられたとあって、いまとなってはややコース幅が狭いものの、攻めがいのあるコーナーが連続する高速サーキットである。
それだけに、最適なリズムを見つけることは容易ではない。
はじめての鈴鹿、その貴重な第1日目はコースを覚えることに専念するつもりだった。しかし、悪天候が邪魔をする。
午前のセッションでは、わずか4ラップしか走ることができなかった。午後は10周できたものの、タイムを縮めたり、グリップを確かめたりするにはほど遠い状況が続いた。
Text : Cyndie Allemann
Photos : Eric Gilbert
Special thanks : Hitotsuyama Racing