2018年2月3日、チリのサンティアゴにてフォーミュラE第4戦が開催され、Team Audi Sport ABT Schaefflerの2台はともにリタイアした。 ディフェンディングチャンピオンのルーカス・ディ グラッシは13番グリッドからスタートし6番手でレースを折り返す。しかし、2台目のマシーンに乗り換えた直後にパワーを失い、レースを終えてしまう。


一方、9番グリッドからスタートしたダニエル・アプトにも不運が襲う。スタート直後の1周目にニック・ハイドフェルドに追突されリヤサスペンションを破損。わずか7周で2台目のAudi e-tron FE04に乗り換えることに。当然、レース終了までバッテリーはもたず、リタイアとなった。


Team Audi Sport ABT Schaefflerにとっては非常に残念な結果となった第4戦。3月3日に開催される第5戦のメキシコでは、これまでの憂さを晴らしてほしいものだ。

(Text by Satoshi Ubukata)