決勝では、オープニングラップでロッケンフェラーがウイットマンをかわして2位に浮上。その後は、ファルファスを追う展開となったが、この順位をキープすれば今季のドライバータイトルが決まるロッケンフェラーは無理をせず2位を走行。レースはこのままファルファスが優勝、ロッケンフェラーが2位、シャイダーが3位という結果となった。
これにより、ロッケンフェラーのドライバーズポイントは142に。2位のファルファスとの差は26ポイントとなり、1983年10月生まれの29歳、DTM7年目のロッケンフェラーは、最終戦のホッケンハイムを待たずしてドライバーズタイトルを獲得している。
(Text by Satoshi Ubukata)