Hitotsuyama Racing は11月11~13日に中国珠海で開催されるインターコンチネンタル・ルマン・カップ (ILMC)6時間レース、及び翌週11月18~20日 にマカオ市街地で開催されるマカオGP・GT CUP にAudi R8 LMS で参戦致します。 ILMC はルマン24 時間で活躍するAudi やPeugeot をはじめとするプロトタイプカー、それに加えてBMW M3やFerrari 458、Porsche 997、Aston Martin Vantage といったGTE マシンがしのぎを削るインターナショナル・シリーズです。珠海戦ではFIA GT3 マシンでエントリーすることができるGTC クラスも設定されているため、Hitotsuyama Racing は海外チャレンジの第1 弾として、このGTC クラスにAudi R8 LMS で参戦することを決定致しました。

ドライバーラインナップは、スーパー耐久でもR8 LMS のステアリングを握る都筑晶裕、マイケル・キムに加え、オランダ人ドライバーのカルロ・バン・ダムがJAF スプリントカップに出場する藤井誠暢の代役として、チームに新たに加入しました。カルロ・バン・ダムは2007 年にドイツF3 チャンピオン、2008 年には全日本F3 チャンピオンをそれぞれ獲得。2009~2010 年にはLMS GT1 クラスでも活躍するなど、耐久レースでの実績も豊富に持つ非常に優秀なドライバーです。

GTC クラスにはHitotsuyama Racing のほかに2 台のAudi R8 LMS、そして1 台のMercedes SLS AMG が参戦し、6 時間の耐久レースを競うこととなります。この#96 Mercedes SLS AMG にはF1 ワールドチャンピオンのミカ・ハッキネンがゲストドライバーとして参戦。また#98 Audi R8 LMS はDTM に参戦するエドアルド・モルタラのドライブが決定しており、最新GT3 マシンによるハイレベルな戦いに注目が集まっています。

ILMC 珠海6 時間レースの翌週、11月18~20 日にはマカオ市街地に舞台を移し、伝統のマカオGP・GT CUPにチャレンジ致します。

マシンこそ同モデルのAudi R8 LMS ですが、万全の体制でマカオGP を迎えるために、ILMC 珠海戦とは別マシンを新たに投入。マシンカラーリングも一新して2011 年ラストレースに臨みます。

マカオでAudi R8 LMS のステアリングを握る都筑晶裕は、過去にもマカオGP 参戦の経験を持ち、難易度の高いストリートコースでの表彰台獲得に期待がかかります。なお、このマカオGP・GT CUP にはスーパー耐久でHitotsuyama Racing のAudi R8LMS のステアリングを握るエース、藤井誠暢が香港を拠点とするCraftEurasiaRacing よりAston Martin DBRS9 で参戦することも決定しております。CraftEurasia Racing はGTAsia オートポリス戦でAudi R8 LMS のステアリングを握ったFrank Yu が所有するチームであり、彼らと同じ舞台で、ライバルとして戦うことができることを、非常に楽しみにしております。

輸送スケジュールの都合により、スーパー耐久最終戦モテギへの参戦は見合わせることとなりました。Audi R8 LMS の登場を楽しみにしてくださっていたファンの皆様には誠に申し訳ございませんが、チームの海外チャレンジにご理解、ご声援をいただけますよう、よろしくお願い申し上げます。

ILMC 6hours
Machine:#94 Audi R8 LMS
Driver:Akihiro Tsuzuki/ Michael Kim/ Carlo Van Dam
Tire:Yokohama

58th MACAU GRAND PRIX GT CUP
Machine:#69 Audi R8 LMS
Driver:Akihiro Tsuzuki
Tire:Michelin

(Hitotsuyama Racing Press Release)