Audi世田谷でA3 Sportbackを受け取ったあと、軽く千葉方面へドライブ。記念撮影をしてから細部をチェックしました。
9月も後半というのに、この日は夏の日差しが戻り、外で記念撮影するには不向きかと思われましたが、グレイシアホワイトメタリックのわがA3 Sportbackは、ボディサイトのキャラクターラインやボンネットのラインがきれいに浮き上がり、写真でも実にシャープなのがわかります。そのうえ、ドアモールがなくなったぶん、旧A3 Sportbackと比べるとすっきりとした印象です。
さて、まずはタイヤをチェック。何が付いてくるんだろうと興味津々でしたが、なんとContiPremiumContactの最新版であるCPC5が装着されていました。これはうれしい! ちなみにタイヤサイズは205/55R16です。
ライトは、LEDポジショニングランプ付きのバイキセノンヘッドライトが標準装着。LEDはドット状のものではなく導光タイプで、最新のAudiらしいデザインです。テールランプにもLEDを採用しています(リヤフォグとバックはハロゲン球)。もちろん、ライセンスプレートバルブもLEDです。
A3 Sportback 1.4 TFSIのステアリングホイールは"素"の4本スポークタイプが標準ですが、オプションのMMIナビゲーションシステムを付けたので、パドルシフト付きマルチファンクションステアリングホイールに格上げされています。
少し残念なのが、スイッチ類。旧A3 Sportback 1.4 TFSIではクロームの装飾がついていたのに、新型では装飾なしの簡素なものに。また、インテリアランプもLEDが使われておらず、アンビエントライトもなし......。A1のほうが高級かも!?
EPB(エレクトロメカニカルパーキングブレーキ)とMMIの採用により、センターコンソールまわりがすっきりしたのはうれしいところです。
また、シフトレバーの奥にドリンクホルダーが設置されたのも、旧A3 Sportbackオーナーとしては見逃せません。
......と、とりあえず目についたところを挙げてみました。100点満点とはいきませんが、旧型に比べたら大きくプラスであることは確かです。
旧型から乗り換えてもほとんど違和感がなく、すでにすっかり身体に馴染んでいるのも、このクルマのいいところなんでしょうね!
(Text by Satoshi Ubukata)