9月20日に納車されてからというもの、新車への興味とあまりの乗りやすさで、オドメーターの数字がすでに5000kmを超えているウチのAudi A3 Sportback。乗りやすさの秘密は? まずは、旧型よりも軽快になった走り。122psの1.4 TFSIエンジンはスペックだけ見ると旧型と変わり映えしませんが、実際は格段に活発な印象です。アクセルを軽く踏み込んだときの反応が以前よりも素早くなり、すっと加速する「すっと」がワンテンポ速いんです。

だから、街中などでちょっと加速したいというときには、ボディの軽さや走行抵抗の小ささも手伝い、ドライバーの意図したとおりにクルマを動かすことができるんです。

それから感心するのが、夜の走りやすさ。標準装着のバイキセノンヘッドライトが夜間とても明るいんです。ハイビームはもちろんですが、ロービームが見やすい。とくに、照明のない高速を走るときは助かります。ハイビームを点けたくても、前走車や対向車がいる場合はロービームで我慢しなければなりませんが、Audi A3 Sportbackでは我慢しなくても大丈夫です。

そして、とても助かるのが斜め後ろの視界が良好なこと。Audi A3 Sportbackは、リヤドアとリヤピラーの間に窓がある「6ライトデザイン」を採用しています。"従兄弟"のゴルフに比べると格段にリヤピラーが細いので、運転席からの斜め後ろの視界が確保され、車庫入れのときなどはとても重宝します。


あとは、バング&オルフセンのサウンドが気持よかったり、乗り心地が快適だったり......。街中のチョイ乗りから、高速の長距離移動まで、あらゆるシーンでその仕上がりのよさを実感しています。

そのうえ燃費も良好! 平均燃費は後日また計算してお知らせしますが、ドライブコンピューターの数字を見るかぎり、旧型よりも1〜2割は向上しているようです。

そんなこんなで、この連休もAudi A3 Sportbackのオドメーターの数字は増えてしまいそうです。

(Text by Satoshi Ubukata)