あまり遅い時間にたらふく食べると眠くなりますので、控えめにしたいところ。ただそんなときに困るのが、そう思っているにも関わらず、食べないではいられないメニューに出会ったタイミング。

米どころ新潟県内を通る時などは、だいぶ打ちのめされるものです。基本「美味しい」がゲタ履いているのだから。大抵は県内よくある栃尾のあぶらあげのきつねそばか、せいぜい長岡のラーメンくらいで落ち着きたいところ。

そう思ってクルマに施錠して店内に向かうわけですが、メニューを見ると、地元の名物でもあるからタレカツくらいは良いとしても、唐揚げも特製ダレに漬け込んであり…。アジフライだって、普段それほど執着あるわけでもないのに、妙に呼ぶのです。

先日北陸道米山SAを利用したときもまさにそんな調子。この辺り昼間はちらちらと垣間見れる日本海、景色良いのですよね。

でも夜行ドライブとなると、それはここに限らずちょっと地方へ行くと多いですが、沿道真っ暗。そんなところにサービスエリアの灯りを見てはついつい吸い寄せられること虫の如し。

今でもたまには夜食とか言いながら、メニュー選びについ迷ったりしてしまうのです。でも、そんななかなか決められない私に天の救済とさえ思ってしまったのは「わだつみ丼」わだつみは海神と書くらしい。タレカツに特製ダレに漬け込んだ唐揚げ丼の唐揚げに、アジフライまですべて盛り込まれているのですから。あと30分で日付も変わろうという時間に、1人わだつみ丼をいただくことに。

おおお、美味しそう!やはり大ぶりにはみ出すアジフライがキャッチーな見た目の印象を決定づけていますね。見た目だけでなく美味しい!唐揚げも、タレカツもメシが進む。それぞれ単品の定食や丼のようなメニューもあるのですが、一つずつながら皆顔を揃えることで、次回はこれだけでも食べてみたいという気にもなろうというもの。

キャベツもあるし、見た目からするよりも胃への負担は少ないのも助かります。

タレカツはよくある王道の美味しさだし、唐揚げは唐揚げでしっかり個性も出ている味付け。次回は唐揚げ丼にしようかしら。一個だけなのもむしろ心憎い。

北陸道、なかなか夜中に食べられるところは少ないので貴重。でも、夜中に来ても新潟の底力感じられるメニュー楽しめるので嬉しくなりますね。

明るい時間なら鯛やさんも。なんだかおうどんやら、鯛茶漬けやら、美味しそうだなあいうメニューが並びます。関越分岐からもそれほど遠くないですし。北陸道の米山SA。またぜひとも訪れてみたいものです。

(Text & photos by Kentaro Nakagomi)